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韓国語の母音特集!これで韓国語の母音の発音を克服しましょう

韓国語の母音特集!これで韓国語の母音の発音を克服しましょう

近年の韓国ブームがきっかけで、韓国語を勉強している人は多いのではないでしょうか?

韓国語は漢字から来ている単語などもあり、「韓国語は日本語と似ている」という点から第二言語として学ぶ人も多いですよね。

しかし、やはり外国語は外国語。韓国語には日本語にない発音がありますので、発音の部分で難しいと感じる方がいらっしゃると思います。

ですが逆に韓国語の発音さえ理解してしまえば、ハングルも読めている、理解できているということなので、わからない単語でも読むことが可能になってきます!

今回はそんな韓国語の母音の種類や発音方法のコツを解説していきたいと思いますので、さっそく見ていきましょう!

韓国語の母音とは?


ではさっそく韓国語の母音について、ご説明していきます。簡単にいうと韓国語の母音は日本語の「あいうえお」なんです!

韓国語の母音は日本語の「あいうえお」

韓国語の母音というのは、日本語の「あいうえお:a i u e o」という言葉の軸になる音を表します。これに子音にあたる「か行」や「さ行」の文字を組み合わせて発音しますよね。

韓国語(日本での正式名称は朝鮮語)というのは、朝鮮時代の王様が文字の読み書きができない民のために発案した言語で、ハングルの歴史は浅い方ですが、この韓国語の発明は「知識の革命」と言われているほどの言語なんです。

英語のように「p」と「a」を合わせて「pa:パ」というように、母音と子音を組み合わせるもなので比較的簡単に習得しやすいとされているんですね。

しかし発音に関しては日本語にないものが含まれていますので、後半でしっかりご説明していきたいと思います。

ちなみにこのハングルを発明した世宗大王(セジョンだいおう)は、韓国の1万ウォンのお札に描かれている人なんですよ!

韓国語の基本母音は全部で「21個」

日本語は母音が「5個」ですので「いや21個は多すぎる」と思いますよね。数字に圧倒される前にこの21個の母音の内訳をご説明します。

韓国語の基本母音が10個、そして2重母音が11個の合計21個で、2重母音は基本母音を応用させた形となるので、基本母音10個を覚えれば2重母音もすぐ習得できるというわけです!

ではさっそく基本母音10個からご説明していきます。

韓国語の基本母音10個

まずはこの基本母音10個をマスターしましょう!

韓国語の母音「ㅏ ㅑ ㅓ ㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ」

暗号に見えるかもしれませんが、最初だけですのでしっかり解説していきますね。

「ㅏ ㅑ ㅓ ㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ」
「ア・ヤ・オ・ヨ・オ・ヨ・ウ・ユ・ウ・イ」
「a・ya・eo・yeo・o・yo・u・yu・eu・i」

これが基本母音10個になります。
まずこの基本母音をベースに子音を組み合わせていくので、簡単なハングルは読解ができるようになりますよ!

ちなみに韓国語の子音は、基本母音×「か行」「さ行」にあたる子音を掛け算のようにして組み合わせていく仕組みになっています。

例えば

「か行」にあたる子音の「ㄱ:k」と母音の「ㅏ:ア」を組み合わせて「가:カ」
「さ行」にあたる「ㅅ:s」と母音の「ㅜ:ウ」を組み合わせて「수:ス」

というように、掛け算方式なので子音一つと母音一つで成り立つハングルは覚えやすいかと思います。

これは個人的なおすすめですが、日本語の50音順に子音を「あ・か・さ・た・な・は・ま・ら」の順番に子音を「ㅇ・ㄱ・ㅅ・ㄷ・ㄴ・ㅎ・ㅁ・ㄹ」と並び替えて勉強するのも良いと思います!

韓国語の2重母音「ㅐ ㅒ ㅔ ㅖ ㅘ ㅙ ㅚ ㅝ ㅞ ㅟ ㅢ」

では基本母音を習得した上で、2重母音を見ていきましょう。

「ㅐ ㅒ ㅔ ㅖ ㅘ ㅙ ㅚ ㅝ ㅞ ㅟ ㅢ」
「エ・イェ・エ・エ・ワ・ウェ・ウェ・ウォ・ウェ・ウィ・ウィ」
「ae・yea・e・ye・wa・wae・oe・wo・we・wi・ui」

いきなり難しくなった…と思うかもしれませんが、よーく見てみると一つ一つが基本母音の組み合わせになっているんですね!

「ㅏ+ㅣ=ㅐ:エ(ae)」「ㅑ+ㅣ=ㅒ:イェ(yea)」
「ㅓ+ㅣ=ㅔ:エ(e)」「ㅕ+ㅣ=ㅖ:エ(ye)」
「ㅗ+ㅏ=ㅘ:ワ(wa)」「ㅗ+ㅐ=ㅙ:ウェ(wae)」
「ㅗ+ㅣ=ㅚ:ウェ(oe)」「ㅜ+ㅓ=ㅝ:ウォ(wo)」
「ㅜ+ㅔ=ㅞ:ウェ(we)」「ㅜ+ㅣ=ㅟ:ウィ(wi)」「ㅡ+ㅣ=ㅢ:ウィ(ui)」

これも基本母音の時と同じように、子音と組み合わせて

「な行」の「ㄴ:n」と「ㅐ:エ」を組み合わせて「내:ネ」
「は行」の「ㅎ:h」と「ㅖ:エ」を組み合わせて「혜:ヒェ」

と読みます。

私もそうでしたが、2重母音だけで見るとわかりにくくなってしまうので、上記のように子音と組み合わせて一緒に覚えるのがおすすめです。

次はこの発音のポイントについて解説していきたいと思います。

韓国語の母音発音ポイント

ではこの母音の発音についてご説明していきます。

発音する時の口の形とハングルは似ている

韓国語を発音するときのポイントは口の形です。
基本母音は全部で以下の10個でしたよね。

「ㅏ:ア」「ㅑ:ヤ」「ㅓ:オ」「ㅕ:ヨ」「ㅗ:オ」「ㅛ:ヨ」「ㅜ:ウ」「ㅠ:ユ」「ㅡ:ウ」「ㅣ:イ」

実はこの基本母音のハングルの形が、実際に発する時の口の形と似ているんです。

「ㅏ:ア」は「ㅣ」の一本の棒を口に見立てて「ア」と言うと口から声がでますよね。その声の向きを表しているようなイメージで覚えてみてください。

といように、「ㅣ」の一本の棒を口に見立てて、この「ちょん」とついている向きが発音するときの声を出す方向をイメージしていると思ってください。

「ㅑ:ヤ」「ㅗ:オ」「ㅛ:ヨ」「ㅜ:ウ」「ㅠ:ユ」「ㅣ:イ」は日本語と同じ発音で大丈夫ですが、この中でも「ㅏ:ア」「ㅑ:ヤ」「ㅗ:オ」「ㅛ:ヨ」の見分け方のコツがあるとすれば

「ちょん」とついているのが一つだったら「あ行(「ㅏ:ア」「ㅗ:オ」)」
二つだったら「や行(「ㅑ:ヤ」「ㅛ:ヨ」)」

というふうに覚えてもいいかもしれませんね!

韓国語大好き
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こちらの記事もご覧いただくとより韓国語に詳しくなれますよ~。

韓国語の母音の中で日本語にない発音

ではこの中でも日本語にない発音の方法をご紹介していきます。

「ㅓ:オ」は日本語にない発音で、口を縦長に開けて「オ」と発音します。「ㅕ:ヨ」も口を縦長に開けて「ヨ」と発音します。

最後に「ㅡ:ウ」も日本語にない発音で、「い」の口をしながら「う」と言う発音になり、これらが応用されたのが2重母音になってきます。

2重母音はそのままだとわかりにくいので、今回は「あ行」にあたる子音「ㅇ」でご説明していきます。

「あ行」にあたる子音「ㅇ」を組み合わせると

「애:エ」「얘:イェ」「에:エ」「예:イェ」「와:ワ」「왜:ウェ」「외:ウィ」「워:ウォ」「웨:ウェ」「위:ウィ」「의:ウィ」

というふうに変形します。

この中でも日本語のカタカナ読みと同じように発音するものは

「애:エ」「얘:イェ」「에:エ」「예:イェ」「와:ワ」「왜:ウェ」「외:ウィ」
「워:ウォ」「웨:ウェ」「위:ウィ」

となります。中でも「애:エ」と「에:エ」、「얘:イェ」と「예:イェ」の違いは?と思いますよね。細かく説明すると発音がすごく難しく感じられるというのと、正直韓国人でもこれを聞き分け・使い分けできるかと言われると、実は微妙なラインなんですよね。(笑)

ですので今回は会話重視で、読み書きの際に書き分けれればいいと思いますので、説明は省きます!

2重母音の中でも特殊な発音をするのは
「의:ウィ」のみとなります。これは口を「い」の形で「うぃ」と発音します。韓国人との会話でも「위:ウィ」と「의:ウィ」は間違って聞き取られることもあるので、「의:ウィ」が付く単語の場合は「ウイ」というように「ウ」を強調して説明して「위:ウィ」との違いを表す事がよくあります。

韓国語大好き
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韓国語の母音まとめ

私達日本人が何気なく使っている日本語だと、母音がどう、子音がどうだとかはあまり考えたことがないかと思います。

英語でも母音のパターンが多かったりするので、韓国語は母音が21個もあるのに日本語は母音が5個しかないというのは本当に少ない方ですよね。

ですが韓国語の母音は、基本母音10個をまずマスターしてしまえば、その応用の2重母音のみですぐ覚えられます!

ちなみに日本の地名や日本の名前は、基本母音のみで書くことができるので、最寄の駅の名前や自分の名前などを基本母音のみを使って練習するとすぐ上達できると思いますよ。

ぜひ身近なところから韓国語を自分のものにしていってください!

今回は韓国語の母音特集しました!

この記事でこれで韓国語の母音の発音を克服しましょう。韓国語の母音以外にも他にも覚えておくといい韓国語がたくさんあります。是非ごらんくださいね。

韓国語大好き
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韓国語、K-POPの記事を書いています。 韓国留学2回、TOPIK6級取得。韓国語を勉強したい人向けに書いています! 韓国語と出会ったことで人生が変わりました!
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