韓国語を最短でマスターしたい!おすすめの学習方法をご紹介!
韓国ドラマやK-POPの影響で、韓国語を話せるようになりたい!と思われている方も多いのではないでしょうか?
韓国語は日本語との共通点も多いため、他の外国語と比較して、日本人が学習しやすい言語といわれています。
せっかく勉強するのであれば、効率よく学習を進めて、いち早く韓国語をマスターしたいですよね!
今回は、これから韓国語の勉強を始める方向けに、おすすめの学習方法について詳しくご紹介します。
韓国語と日本語の共通点
まずはじめに、韓国語と日本語の共通点について簡単にご紹介します。
語順が日本語とほぼ同じ
韓国語の語順は、日本語とほぼ同じで「主語(~が)+目的語(~を/に)+動詞(~する)」というのが基本の語順です。
そのため、日本語をそのまま韓国語に置き換えるだけで、簡単に文章を作ることができます。
形容詞や副詞も、日本語と同じ位置になります。
私は/韓国に/よく/行きます。(主語-目的語-修飾語-動詞)
저는 한국에 자주 가요. (主語-目的語-修飾語-動詞)
漢字語がある
韓国語にはハングル特有の単語として作られた「固有語」と漢字に由来した「漢字語」というものがあります。
「漢字語」は日本語で用いられる漢字と共通性が高く、発音も似ているため、覚えやすいです。
韓国語ではほとんどの場合、漢字1語に対して1音しか対応していません。
漢字 | 日本語の読み | 韓国語の読み |
---|---|---|
安 | アン | 안(アン) |
単 | タン | 단(タン) |
美 | ミ、ビ | 미(ミ) |
韓国語の単語の約70%が漢字語であると言われています。
韓国語の漢字の読みがわかると、語彙をぐんと伸ばすことができます!
助詞がある
韓国語には、日本語と同じように「~は、~が、~を」のような助詞があります。
基本的には、日本語の助詞を韓国語の助詞に置き換えるだけなので、難しくはありません。
ただし、韓国語の助詞の使い方が日本語と全く同じというわけではありません。
助詞の前に来る名詞のパッチムの有無で、その後に続く助詞が変化します。
例えば、「~は」という場合、日本語では前に来る名詞が何であっても「~は」を使います。
しかし、韓国語の場合、助詞の前に来る名詞にパッチムがない場合は「는」、パッチムがある場合は「은」を使います。
パッチム | 名詞+助詞 |
---|---|
なし | 저(私)+는(は) |
あり | 선생님(先生)+은(は) |
韓国語を最短でマスターするための学習方法
韓国語を最短でマスターするには、以下の順番で学習を進めるのがおすすめです。
①目標を設定する
②ハングルを覚える
③基本の発音変化を覚える
④初級単語を覚える
⑤初級文法を覚える
⑥韓国語の文章を聞く・話す練習をする
①目標を設定する
語学の勉強をする上で、一番大切なのが、継続して勉強をするということです。
そのためには、まず自分が韓国語を勉強するうえでの目標を立てましょう。
「推しが話す言葉を聞き取れるようになりたい」、「韓国ドラマを字幕なしで観れるようになりたい」、「将来韓国で留学や就職をしたい」など、どんな目標でも構いません。
目標を設定することで、勉強のモチベーションを保つことができます。
特に明確な目標がないという方は、韓国語の検定試験取得を目標にするのもよいでしょう。
②ハングルを覚える
まずはハングルを覚えましょう。
ハングルは韓国語の文字で、日本語でいうひらがなやカタカナにあたります。
ハングルは「母音」、「子音」、「パッチム」の3つの組み合わせで構成されます。
母音のパーツと子音のパーツを組み合わせて出来ており、基本的にはローマ字と同じ構造です。
母音と子音は全部で40個あります。
原理を理解してしまえば数時間、遅くても1日あれば読めるようになります。
まずは基本母音10個と基本子音14個を発音とともにしっかりと覚えましょう。
③基本の発音変化を覚える
ハングルを完璧に覚えたら、次は発音です。
パッチムが付く単語は、パッチムの種類や次にくる母音によって発音が変化することが多々あります。
これを「発音変化」といいます。
発音変化のルールはいくつもあるため、少し難しいかもしれませんが、先に覚えておくと、この後の学習をスムーズに進めることができるようになります。
まずは、有声音化、連音化、鼻音化、濃音化、激音化の5つの発音変化をしっかりと覚えましょう。
その他の細かい発音変化は、学習を進めながら覚えていってもよいでしょう。
④初級単語を覚える
発音変化を覚えたら、次は初級単語の学習に進みましょう。
自分に合った初級者向けの単語帳を1つ選んで、覚えていきましょう。
イラストがついているものは、視覚的に覚えることができるためおすすめです。
この時、必ず音声を聞きながら発音も一緒に覚えましょう。
そうすることで、複雑な発音変化のルールをいち早く身につけることができます。
目安としては、この段階で500~1,500語の単語を覚えていると、この後の文法の勉強を効率的に進めることができます。
⑤初級文法を覚える
ある程度の単語を覚えたら、いよいよ文法の勉強に入ります。
最初はテキストを使って勉強するのがよいでしょう。
書店にはたくさんの韓国語のテキストがありますが、自分にあったものを選びましょう。
色分けで説明がされていたり、イラストや例文が多かったりするものがおすすめです。
1冊を何度も繰り返し勉強することで、しっかりと知識が身に付きます。
⑥韓国語の文章を聞く・話す練習をする
初級の単語や文法を覚えたら、次はそれらをアウトプットする練習をしていきましょう。
韓国語を話す・聞く練習は、シャドーイングがおすすめです。
シャドーイングとは、韓国語を聞きながらそれを真似して発音する訓練法のことです。
シャドーイングを繰り返すことで発音を矯正でき、ネイティブに近いスピーキング力やリスニング力を養うことができます
口の動かし方も意識しながら音読を行うと、効率よく韓国語を習得することができます。
ただ、発音や文章があっているか、自分ひとりではなかなか判断できないところもあるので、オンライン講座などで、ネイティブ講師に教えてもらうのもおすすめです。
【まとめ】韓国語を最短でマスターしたい!おすすめの学習方法をご紹介!
いかがでしたでしょうか。
今回は、韓国語を初めて学習する方向けに、最短で韓国語をマスターするための学習方法について詳しくご紹介しました。
韓国語は、日本語との共通点が多いため、日本人にとって比較的習得しやすい言語です。
今回紹介した方法を参考にして、効率よく学習を進めましょう。
独学で韓国語をマスターするのが難しいという方は、韓国語のスクールやオンライン講座を受講するのもおすすめです。
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