韓国留学の博覧会とは?無料で大学40校と直接話せる説明会の使い方

韓国留学の博覧会とは?無料で大学40校と直接話せる説明会の使い方

韓国留学の博覧会は、韓国の大学40校ほどが一度に集まり、入学担当者と直接話せるイベントです。

韓国政府や総領事館が主催するものは参加費が無料で、事前に予約すれば誰でも参加できます。

大学の相談ブースだけでなく、ビザの相談や留学経験者の話まで聞ける場になっています。

実際に韓国へ留学した経験をもとに、博覧会の中身と活かし方をお伝えします。

韓国留学を調べていると、ネットの情報だけでは分からないことがどんどん出てきます。

学校の雰囲気、授業の中身、卒業後の進路。こうした話は、実際に関わっている人に聞くのがいちばん早いのです。

その機会がまとめて手に入るのが博覧会で、しかも多くは無料で参加できます。

いつどこで開かれ、当日どう動けばいいのかがはっきりします。

なお開催の日程や内容は年ごとに変わるため、参加を決めたら必ず公式の告知を確かめてください。

韓国留学博覧会とはどんなイベントか

韓国留学博覧会とはどんなイベントか

まず、どういう性格の集まりなのかを知っておいておきましょう。

学校の営業ではなく、公的な機関が開く情報提供の場という色合いが強いイベントです。

韓国政府が主催している

代表的な博覧会は、韓国の国立国際教育院や大韓民国総領事館が主催し、各地の韓国教育院が運営しています。

営利のイベントではないため参加費は無料で、特定の学校をすすめられることもありません。

事前に申し込んだ人に記念品が用意されることもあり、参加のハードルはとても低くなっています。

語学研修から学部、大学院まで幅広く扱われるので、どの段階の人でも得るものがあります。

保護者の方だけで参加している姿もよく見かけるので、家族で情報を集めたいときにも向いています。

大学40校ほどが一度に集まる

いちばんの魅力は、韓国の主要な大学が40校前後、一つの会場に集まるという点です。

1校ずつ調べて問い合わせていたら何日もかかることが、半日で済んでしまいます。

会場は10時ごろから17時ごろまで開いていることが多く、1校あたり10分から15分ほど話せます。

しかも相手は入学の担当者なので、募集要項に書かれていない細かい条件まで答えてもらえます。

しかもその場で複数の大学を比べられるので、自分に合う学校が見つけやすくなります。

隣り合ったブースで同じ質問をすれば、学校ごとの違いがはっきりと見えてきます。

学費や寮の有無だけでなく、留学生への支援の手厚さにも差が出てきます。

民間が開くものもある

政府主催のもの以外に、留学エージェントが独自に開く博覧会もあります。

こちらは参加費が1,500円ほどかかることもあるかわりに、より踏み込んだ相談ができる場合も出てきます。

1,000円から2,000円ほどが相場で、資料や軽食がつくこともあります。

出願の書類づくりまで手伝ってもらえることもあるので、目的によっては有料でも価値も出てきます。

どちらが良いというものではないので、自分が知りたいことに合わせて選んでください。

迷うなら、まず無料の公的な博覧会から行ってみるのが気軽です。

種類特徴
정부 주최
(政府・総領事館の主催)
参加費無料/大学40校ほどが参加
민간 주최
(エージェントの主催)
有料のこともある/個別相談が手厚い
대상
(参加できる人)
高校生・大学生・社会人・保護者
참가비
(参加費)
公的なものは無料が基本

韓国留学の博覧会はいつどこで開かれるか

いつどこで開かれるのか

次に気になるのが、開催の時期と場所です。

毎年決まった時期に、主要な都市で開かれます

春から夏にかけて開かれる

政府が主催する博覧会は、春から夏にかけて開かれることが多くなっています。

これは9月入学や翌年3月入学の出願に間に合う時期に設定されているためです。

出願の締め切りから逆に考えると、この時期に情報を集めておくのがちょうどよい流れになります。

ただし年によって日程は変わるので、参加を考えるなら韓国教育院の告知をこまめに見ておいてください。

東京・大阪をはじめ各地で開催

会場は東京や大阪が中心ですが、京都や福岡など地方で開かれる年もあります。

住んでいる地域の韓国教育院や韓国文化院のサイトを見れば、その年の予定が分かるはずです。

SNSで告知されることも多いので、気になる方はアカウントを追いかけておくと見逃しません。

告知は開催の1〜2か月前に出ることが多いため、その時期は気をつけて見ておきましょう。

そのうえオンラインで参加できる説明会が用意されることもあり、遠方でも話を聞ける場合があります。

会場まで行けない年でも、こうした形なら参加できる可能性も出てきます。

予約の方法

多くの博覧会は事前予約をしておくとスムーズに入場できるはずです。

告知ページにある申し込みフォームから登録するだけで、もちろん費用はかかりません。

当日参加を受け付けている会場もありますが、相談ブースが混み合うことを考えると予約が安心です。

人気の大学のブースは行列ができることもあるため、早い時間に着くほうがゆっくり話せます。

5校回るとしても1時間半ほどかかるので、午前中に入れると余裕を持てます。

博覧会の当日はどんなことができるか

当日はどんなことができるのか

会場に行くと、いくつかのコーナーに分かれています。

目的をはっきりさせておくと、限られた時間を有効に使えます。

大学の相談ブース

中心になるのが、大学ごとに設けられた個別の相談ブースです。

入学の担当者が直接応じてくれるので、募集要項を読んでも分からなかった点をその場で聞けます。

大学によっては実際に通っている学生が来ていることもあり、授業や生活のリアルな話を聞けます。

先輩の生の声は、パンフレットからは絶対に得られない情報です。

アルバイトのことや寮の住み心地など、遠慮せずに聞いてみてください。

説明会とトークイベント

会場の一角では、大学ごとの説明会や、留学経験者の話を聞けるイベントが開かれます。

奨学金の取り方や卒業後の進路など、個別に調べにくい話がまとめて聞けるので参加する価値があります。

奨学金については韓国留学の奨学金もあわせてご覧ください。

時間割が決まっているので、聞きたいものを先に選んでおくと回りやすくなります。

人気のイベントは席が埋まるため、開始の10分前には向かっておくと安心です。

ビザや手続きの相談

意外と助かるのが、ビザや出願書類について相談できる窓口です。

ビザの種類や必要な書類は分かりにくいので、専門の人に確認できる機会は貴重です。

自分の状況を具体的に伝えれば、どのビザに当てはまるのかをその場で教えてもらえます。

短期なのか長期なのかで手続きはまったく変わるので、ここを整理できるだけでも行く意味があります。

ビザについては韓国留学のビザ解説でも紹介しています。

博覧会で聞いておきたいこと

博覧会で聞いておきたいこと

せっかく担当者と話せるのですから、ネットで調べれば分かることを聞くのはもったいない話です。

その場でしか聞けない内容もあるため、次の質問をメモしておくと安心です。

学校の雰囲気を聞く

まず聞きたいのが、日本人の学生がどのくらいいるのかという点です。

日本人が多い学校は心強い反面、韓国語を使う機会が減ってしまうという面もあります。

どちらを取るかは人によって違うので、自分の性格に合わせて選んでください。

そのうえ1クラスの人数や、授業の進め方も学校ごとに違うので、直接確かめておくと入学後のずれが減ります。

受け入れの条件を確かめる

募集要項だけでは判断しにくいのが、TOPIKの級がどこまで求められるかという点です。

学部によって条件が違ったり、英語のスコアで代えられたりする場合もあります。

自分の今の実力を伝えて、いつまでに何級を取ればいいのかを聞いておくと計画が立てられます。

卒業後の進路を聞く

見落としがちですが、卒業した学生がどんな進路に進んでいるかは大事な判断材料です。

韓国で就職しているのか、日本に戻っているのかで、その学校が自分に合うかどうかも見えてきます。

留学後の働き方については韓国留学と就職でも解説しています。

博覧会に参加する前に準備しておくこと

参加する前に準備しておくこと

何も考えずに行くと、ただ資料をもらって帰るだけになってしまいるのです。

聞きたいことを紙に書いて持っていくだけで、得られるものはまるで違ってきます。

聞きたいことをまとめておく

まず自分が何を知りたいのかを3つほど決めておいてください。

学費なのか、必要な韓国語のレベルなのか、卒業後の進路なのかで、回る学校も変わってきます。

そのうえその場でメモを取れるものを持っていくと、あとから比べるときに役立ちます。

担当者の話は聞いた直後は覚えていても、数校回るうちに混ざってしまうものです。

スマホのメモでも構いませんが、資料に直接書き込んでおくとあとで整理しやすくなります。

候補の学校を絞っておく

40校すべてを回ることはできないので、気になる学校を5校ほど選んでから行きましょう。

学校の選び方は韓国の大学へ留学する方法語学堂ガイドを参考にしてください。

そのうえ時間が余ったら知らない学校も見てみると、思わぬ出会いがあります。

名前を知らなかった学校が、実は自分の学びたい分野に強いということも珍しくありません。

先入観を持たずに回ってみると、思っていた進路が変わることもあります。

保護者と一緒に行くのもよい

高校生や、費用を出してもらう立場の方なら、保護者と一緒に参加するのがおすすめです。

親の世代にとって韓国留学はイメージしにくいものですが、担当者から直接説明を聞けば安心してもらいやすくなります。

その場で疑問をぶつけてもらえるので、家に帰ってからの話し合いもスムーズに進みます。

持っていくもの理由
질문 목록
(聞きたいことのメモ)
3つほど決めておくと迷わない
필기도구
(メモ用具)
聞いた話をその場で書き留める
가방
(大きめのかばん)
資料をたくさんもらうことになる
학교 목록
(回りたい学校の一覧)
5校ほど絞っておくと時間を使える

博覧会に行くときの服装と持ち物

当日の服装と持ち物

はじめて参加する方が意外と迷うのが、どんな格好で行けばいいのかという点です。

結論からいえば、かしこまる必要はまったくありません。

服装は普段着で大丈夫

会場では私服で来ている人がほとんどで、スーツの人はまず見かけないのです。

面接や試験の場ではないので、いつもの服で気楽に足を運んでもらって構いません。

ただし歩き回ることになるので、靴だけは歩きやすいものを選ぶと後半まで元気に回れます。

持っていくもの

必要なのはメモ用具と、資料を入れられる大きめのかばんです。

パンフレットを何校分ももらうと、思いのほか重くなります。

そのうえ飲み物があると助かるので、会場に売店があるかも見ておくといいでしょう。

その場で申し込むこともできる

エージェントが開く説明会では、気に入ればその日のうちに申し込みまで進められることがあります。

ただし勢いで決めてしまわないよう、費用の内訳を確かめてから判断してください。

迷ったら持ち帰って、家族と相談してから決めても遅くはありません。

博覧会に行けないときの調べ方

博覧会に行けないときの調べ方

日程が合わない、住んでいる地域で開かれないという場合も見られます。

ほかにも情報を集める方法はあるので、あきらめる必要はありません。

オンラインの説明会を使う

エージェントや大学の多くは、オンラインの説明会や個別相談を用意しています。

1時間ほどのセミナー形式で全体の話を聞いたあと、個別に質問できる形が一般的です。

自宅から参加できるうえ、録画を後から見られる場合もあるので、遠方の方には向いています。

学校のサイトやSNSで告知されるので、気になる大学のアカウントを見ておくとよいでしょう。

そのうえ資料請求だけでも受け付けているところが多いので、まずパンフレットを取り寄せてみるのも手です。

エージェントに相談する

留学エージェントの無料相談を使えば、複数の学校をまとめて紹介してもらえます

自分の希望を伝えれば条件に合う学校を絞ってもらえるので、探す手間が省けます。

くわしくは韓国留学エージェントをご覧ください。

韓国留学の博覧会に関するよくある質問

韓国留学の博覧会に関するよくある質問

最後に、よく寄せられる質問にお答えします

参加費はかかりますか

政府や総領事館が主催するものは基本的に無料です。

エージェントが開くものは有料のこともあるので、申し込む前に告知を確認してください。

韓国語が話せなくても行けますか

行けます。日本語で対応してもらえるので、韓国語がまったく話せなくても問題ありません。

通訳のスタッフがいる会場も多いので、言葉の心配はまったくいりないのです。

まだ留学すると決めていなくても大丈夫ですか

まったく問題ありません。むしろ迷っている段階の人こそ行く価値があります

話を聞いた結果、留学しないと決めるのも立派な収穫です。

行かないという判断も、根拠があってのことなら後悔にはつながりません。

まとめ|韓国留学の博覧会は迷ったら行く

まとめ|迷っているならまず行ってみる

ここまで、韓国留学の博覧会についてお伝えしてきました
最後に、大切なポイントをもう一度振り返ります。

この記事の要点

  • 中身大学40校ほどが集まり、入学担当者と直接話せる。公的なものは無料。
  • 時期:春から夏が中心。日程は年ごとに変わるので公式の告知を確認する。
  • 準備:聞きたいことを3つ決め、回る学校を5校ほど絞っておく。

ネットでいくら時間をかけて調べても、担当者から直接聞く一言にはかないません

まずは住んでいる地域の韓国教育院のサイトを開いて、次はいつ開かれるのかを確かめてみてください。

たった半日の外出で、留学の全体像が一気に見えてくるはずです。

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韓国語、K-POPの記事を書いています。 韓国留学2回、TOPIK6級取得。韓国語を勉強したい人向けに書いています! 韓国語と出会ったことで人生が変わりました!