韓国のデビットカード|クレジットカードとの違い・手数料と使い方

韓国のデビットカード|クレジットカードとの違い・手数料と使い方

韓国ではVisaやMastercardなどの国際ブランドが付いたデビットカード・クレジットカードを広く使えます。ただし、カードが使えるかと、安く使えるかは別です。海外事務手数料、ATM利用時の手数料、店頭で表示される円建て決済DCCを分けて確かめておいてください。
特に会計画面で「JPY」と「KRW」を選べる場合は、仕組みを理解していなければ韓国ウォン(KRW)の現地通貨建てを選ぶのが基本です。円建てDCCでは、店舗や決済事業者が提示する換算レートと追加費用が含まれることがあります。
韓国ではデビット1枚だけに頼らない
韓国での支払いはデビットカードが便利ですが、1枚だけに頼ると止まったときに困ります
メインのデビットカードに加え、別ブランドの予備カードと少額の現金を分けて持つと安心です。店頭では円建てではなく、基本的に韓国ウォン建てを選びます。
韓国でカードを使うときの手数料は3種類


「海外手数料は3%」のように一つの数字で考えると間違えます。カード発行会社とATM、DCCはそれぞれ別の仕組みです。
カード会社の海外事務手数料
日本円口座のカードで韓国ウォン決済をすると、国際ブランドの換算に加えてカード会社が定めた海外事務手数料がかかります。料率はカードごとに違い、改定も多いため、出発前に公式サイトで現在の料率まで目を通しておきます。
ATMの手数料
韓国のATMで現金を引き出すと、カード発行会社側の手数料や利息に加え、ATM運営会社が独自手数料を表示する場合があります。「韓国のATMはすべて同じ3,600ウォン」ではありません。確定画面に表示される金額を見て、高ければ別のATMを試す方法があります。
DCCの換算レート・追加費用
DCCは、海外の店やATMが日本円へ換算して請求する仕組みです。Visaも、DCCには換算レートと追加費用・マークアップが含まれる場合があると案内しています。
| 費用 | 誰が決めるか |
|---|---|
| 海外事務手数料 | 日本のカード発行会社 |
| ATM利用料 | 発行会社・ATM運営会社 |
| DCC | 店舗・ATM側の換算サービス |
店頭で円建てとウォン建てを聞かれたら
韓国の端末で「JPY or KRW」と表示されることがあります。基本はKRW(韓国ウォン)建てを選ぶと覚えておけば迷いにくいです。
円建てDCCはレートを店側が提示する
DCCは日本円で最終金額が見える便利さがありますが、その換算にはマークアップが含まれる場合があります。損失率を「必ず3%」とは言えず、店・決済事業者・その日のレートで変わります。
KRWならカード会社側の換算になる
現地通貨のKRWを選べば、DCCは使わず、国際ブランドとカード発行会社のルールで円換算されます。海外事務手数料は別にかかるため「手数料ゼロ」ではありませんが、店側DCCの追加換算を避けられるのが見ておきたい点です。
勝手に円建てにされたら確認する
Visaは、DCCを利用するかどうかはカード利用者が選べると案内しています。選択していないのに円建てになっていた場合は、店頭で訂正を求め、必要ならカード発行会社へ相談してください。
デビットカードとクレジットカードの違い

デビットカードは即時引き落とし、クレジットカードは後払いが基本です。韓国留学でクレジットカードそのものを選びたい人は、韓国留学で使うクレジットカードの選び方もあわせて見てください。このページではデビットカードとの違いと韓国で支払うときの手数料を中心に扱います。
普段の買い物なら、最大の違いは即時引き落としか、後払いかです。「クレジットカードは使うだけで利息が付く」という説明は正しくありません。
デビットは口座残高から即時引き落とし
デビットカードは利用時に銀行口座から基本的にすぐ引き落とされ、残高を超えて使いにくいのが特徴です。留学中の予算を管理しやすい一方、ホテルのデポジットなどでクレジットカードを求められる場面があります。
クレジットの買い物は通常の支払い方法を確認
一般的な一括払いなら、買い物をしただけでキャッシングのような利息は付きません。ただしリボ払い、分割払いなどは発行会社の手数料がかかる場合があります。
クレジットのATM利用は海外キャッシング
クレジットカードでATMから現金を引き出す場合は借入となり、利息とATM関連手数料を含めて総額を確認します。早期返済できるかどうかも発行会社ごとに違います。
| 比較 | デビットカード | クレジットカード |
|---|---|---|
| 支払い | 口座残高から基本的にすぐ引落し | 後日まとめて請求 |
| 使い過ぎ | 残高以上は使いにくい | 利用枠まで使える |
| ATM | 海外ATM出金として利用 | 海外キャッシングになる場合 |
| 紛失時 | すぐ利用停止できるアプリ・連絡先を準備 | |
留学では「デビットかクレジットか」より、1枚止まっても生活できるかが重要です。決済ネットワークや発行会社の違う2枚を分けて持ち、片方は宿に保管する方法もあります。
韓国留学でおすすめの持ち方は「デビット+予備カード」

カードの磁気不良、紛失、不正利用による停止に備え、メインと予備は分けて持ちます。国際ブランドと保管場所も分けると、片方が使えないときにもう1枚を残せます。
国際ブランドも分ける
VisaとMastercardなど、ブランドを分けると加盟店側の障害時に代わりに使えます。メイン1枚+予備1枚を別の場所に保管すると、紛失時にも助かります。
手数料だけでなく利用通知を見る
海外利用通知、アプリからの利用停止、ATM設定、限度額変更まで自分で触れるカードなら、長期留学中も管理が楽です。手数料が0.数%安いかだけで決める必要はありません。
韓国のATMでウォンを引き出す方法

ATMは銀行や機種で画面が違います。ボタン名を丸暗記するより、Global・International Cardsなど国際カード対応の表示を探し、確定前に手数料と通貨まで目を通しておきます。
手数料と換算通貨を確定前に見る

金額入力後にATM利用料やDCCの選択が表示される場合があります。日本円換算を提案されたら、レートと追加費用を確認し、通常はKRW建てを選びます。
口座種別はカード会社の案内を確認する
デビットカードで「Savings」「Checking」などを選ぶ画面が出ることがありますが、どれを選ぶかは発行会社やカード仕様によります。「迷ったらSavingsで必ずOK」とは言えません。出発前に発行会社の海外ATM手順まで目を通しておきます。
現金も少額は必要
韓国はカード決済が広く使われていますが、現金が必要な場面も残っています。市場・小規模店・一部の交通カードチャージに備え、少額のウォンも持つと支払い手段を増やせます。
市場・小規模店・一部チャージで現金を使う

小さな市場や屋台、一部の交通カードチャージなど、現金が必要な場面があります。多額を持ち歩く必要はありませんが、数日分の少額現金を予備として持つと困りません。
交通カードはチャージ方法を確認する
T-moneyなどの交通カードは、カード種類やチャージ場所で支払方法が異なります。コンビニでも現金チャージが基本の場面があるため、到着日に使う現金は残しておいてください。
プリペイド・交通カードは役割を分ける
韓国では交通カードや外国人旅行者向けプリペイド型サービスもありますが、銀行のデビットカードと同じ機能ではありません。地下鉄・バス用、日常の買い物用、日本口座からの予備資金用と役割を分けると、残高を混同せずに済みます。
交通カードのチャージ方法はカードの種類によって異なり、現金が必要な場面も残っています。カード社会だからといって現金をゼロにしないほうが支払いが止まりにくくなります。
カードをなくしたときの連絡先をメモする
紛失時に必要なのはカード番号そのものより、発行会社へすぐ連絡できることです。アプリの利用停止手順と海外からつながる電話番号を、カードとは別の場所へ保存してください。 スマートフォンまで同時に紛失した場合に備え、家族へカード会社名だけ共有しておく方法もあります。
韓国の銀行口座を作るかどうか
半年・1年の留学でアルバイトや家賃振込があるなら、韓国の銀行口座が使いやすいです。Residence Cardや在学証明など、必要書類は銀行・支店で異なります。
短期なら日本のカード中心でも生活できる
数週間から数か月なら、日本発行カードと現金だけで済む人もいます。海外事務手数料を予算に入れ、カードが止まったときの予備を用意してください。
長期なら現地口座の利便性が上がる
給与受け取りや韓国内振込、本人認証と結び付いたサービスでは現地口座が使いやすいです。帰国時の扱いは韓国の銀行口座を解約しないとどうなる?で解説しています。
韓国のカードに関するよくある質問

海外事務手数料はカード会社が改定することがあります。出発前に自分のカードの海外事務手数料、海外ATM、海外利用通知を公式ページやアプリで確認してください。
Visaデビットは韓国で使えますか
Visa加盟店なら広く利用できます。ただし一部の無人端末、本人認証が必要なオンラインサービスなどでは海外発行カードが使えないことがあります。
円建ては何%損ですか
すべて同じ3%とは言えません。DCCのレートとマークアップは提供者によって異なります。VisaもDCCに追加費用が含まれる可能性を案内しているため、通常はKRWを選びます。
デビットだけで留学できますか
デビットカードだけでも日常の買い物はできますが、カード停止やホテルのデポジットに備えるなら別のカードも必要です。クレジットカードか別ブランドの予備を1枚残しておくと選択肢が増えます。
【まとめ】韓国のデビットカード|クレジットカードとの違い・手数料と使い方
韓国でカードを使うときは、海外事務手数料・DCC・ATM手数料を分けて考えます。店頭ではウォン建てを選び、予備カードと少額現金も分けて持ちます。
【おさらい】韓国でカードを使うときの注意点
デビットカードは便利ですが、海外事務手数料・DCC・ATM手数料は別々にかかります。カード会社の手数料と店頭のDCCは別なので、支払い画面で分けて見ます。
| 見ること | 内容 |
|---|---|
| 海外事務手数料 | カード会社ごとに違うため公式の最新料率を確認。 |
| DCC | 円建てには店側の換算レート・追加費用が入る場合がある。基本はKRW。 |
| クレジット | 買い物の一括払いと、利息が付く海外キャッシングは別。 |
| ATM | 手数料はすべて同じではない。確定前の表示を確認する。 |

























































































