韓国留学「1ヶ月」の費用は?内訳・語学堂・持ち物を留学経験者が解説

韓国留学の1ヶ月にかかる費用は、おおよそ20万〜40万円です。

金額に幅があるのは、どこに住むかで家賃が2倍以上変わるからで、考試院なら月4万円台、ワンルームなら月10万円ほどかかります。

授業料や航空券は誰が行ってもそう変わらないので、費用を左右するのはほぼ住まいだと考えてよいでしょう。

1ヶ月は語学堂の短期コースに通いながら、現地の暮らしも味わえる期間です。

この記事では、実際に韓国へ留学した経験をもとに、費用の内訳をウォン建てで示しながら、語学堂の選び方や持ち物まで具体的にお伝えします。

1週間ではもの足りないけれど、いきなり半年や1年は現実的ではない。

そう感じている人にとって、1ヶ月はちょうどよい長さです。

仕事や学校を長く離れずに済むうえ、ビザの申請もいらないので、思い立ってから出発するまでのハードルが低くなります。

この記事を読めば、1ヶ月でいくらかかり、どこまで韓国語が伸びるのかがはっきり分かります。

結論|韓国留学1ヶ月は20万〜40万円で語学堂に通える

まず結論からお伝えします。

1ヶ月の韓国留学は総額20万〜40万円が目安で、語学堂の短期コースに通いながら現地で暮らす形が王道です。

ビザの申請はいらないため、準備は航空券と滞在先、保険の3つだけで足ります。

1ヶ月の費用は住まいで決まる

同じ1ヶ月でも、総額が20万円で収まる人と40万円かかる人がいます。

その差を生む最大の要因が住まいで、考試院なら月4万〜6万円、ワンルームなら月8万〜12万円と2倍以上の開きが出ます。

授業料はどこの語学堂を選んでも大きくは変わらないため、予算を決めたいならまず住まいから考えると話が早いです。

1ヶ月でどこまで韓国語が伸びるか

ハングルが読める状態から始めれば、1ヶ月で買い物や注文が自分でできるようになります

毎日3〜4時間の授業を受け、その日に習った言い回しをそのまま街で使うので、覚え方が独学とはまったく違います。

ただしぺらぺら話せるようになるには足りませんので、そこは正直にお伝えしておきます。

TOPIKの取得を目標にするなら、1ヶ月ではなく3ヶ月以上を考えたほうが現実的です。

韓国留学1ヶ月の費用の内訳

総額の目安が分かったところで、何にいくらかかるのかを見ていきます。

費用は航空券・滞在費・授業料・生活費の4つに分けると、自分の予算に当てはめやすくなります。

授業料は1ヶ月でおよそ5万〜10万円

大学付属の語学堂は、1学期10週間で120万〜150万ウォン(およそ12万〜15万円)が相場です。

1ヶ月だけの短期コースなら、その半分以下の5万〜8万円ほどで受けられる学校もあります。

見落としがちなのが入学金と教材費で、入学金は6万ウォン前後、教科書は1冊2万ウォンほど別にかかります。

この2つを計算に入れていないと、現地で「聞いていた額より高い」と焦ることになります。

民間の語学学校を選ぶ場合は、1ヶ月4万〜7万円が目安です。

語学堂は文法をきちんと積み上げる授業、民間の学校は会話中心で日程の自由がきく授業と、性格がはっきり分かれます。

滞在費は考試院なら月4万円台から

韓国には日本にない住まいの種類があり、名前を知っておくだけで選択肢が広がります。

考試院(コシウォン)は3畳ほどの個室で、ベッドと机がすでに置いてあり、保証金なしで入れる物件が多くあります。

少しきれいで広めの考試テル(コシテル)は月6万〜8万円、大家さんが食事を出してくれる下宿(ハスク)は月5万〜7万円ほどです。

ワンルームは自由ですが、保証金として数十万円をまとめて預ける必要があるため、1ヶ月だけの滞在には向きません。

保証金は出るときに返ってくるお金ですが、短期のためだけに数十万円を用意するのは現実的ではないでしょう。

生活費は食べ方しだいで倍近く変わる

食費は、どこで食べるかで大きく変わります。

大学の学生食堂なら1食300円前後で食べられますが、街のお店でランチをとると600〜1,000円ほどかかります。

交通費は地下鉄が1回1,400ウォン(およそ140円)ほどで、チャージ式のカードを買えば毎回きっぷを買う手間もありません。

そこで1ヶ月の生活費は5万〜10万円を見ておくと安心です。

カフェ代や友達との外食が増えると一気に膨らむので、週にいくらまでと決めておくと管理しやすくなります。

項目1ヶ月の目安
항공권
(航空券・往復)
2万〜5万円/LCCと時期しだい
고시원
(考試院)
月4万〜6万円/保証金なしが多い
고시텔
(考試テル)
月6万〜8万円/考試院より広く新しい
하숙
(下宿)
月5万〜7万円/食事つきのことが多い
원룸
(ワンルーム)
月8万〜12万円/保証金が別に必要
학비
(授業料)
5万〜10万円/入学金と教材費は別

韓国留学1ヶ月の費用を抑えるコツ

同じ1ヶ月でも、選び方しだいで10万円以上の差がつきます。

ここでは実際に効果の大きかった節約の方法を、順番にお伝えします。

住まいを途中で変える手もある

意外と知られていないのが、滞在の途中で住まいを変える方法です。

最初の1週間はホームステイやゲストハウスにして生活に慣れ、その後で考試院に移れば、現地を自分の目で見てから決められます。

日本から予約すると割高になりがちなので、現地の不動産屋や学校の掲示板で探すと安く見つかることもあります。

ただし韓国語に自信がないうちは、最初の滞在先だけは日本から押さえておくほうが安全です。

食費と交通費は工夫しやすい

昼は学生食堂、夜は自炊にすれば、食費は月3万円ほどまで下げられます

スーパーは夜になると総菜が安くなりますし、屋台やキンパの店なら1食500円ほどで済みます。

交通費もチャージ式カードを使えば乗り換えの割引がきくので、毎日使うものほど早めに整えておくと無駄が減ります。

航空券は時期をずらす

航空券は、行く時期で値段が2倍近く変わります。

夏休みや年末年始を外すだけで数万円安くなることも多く、日程に融通がきくならここが一番の節約どころです。

さらにLCCを使い、早めに予約しておけば、往復2万円台で見つかることもあります。

出発の2〜3ヶ月前がいちばん値ごろで、直前になるほど高くなるのが常です。

韓国留学1ヶ月の語学堂の選び方

1ヶ月の留学では、通える短期コースがあるかどうかが最初の関門です。

正規学期は10週間が基本なので、1ヶ月で通えるコースを開いている学校を探すことから始めます。

短期コースがある時期を調べる

短期コースは、正規学期の合間や長期休暇の時期に開かれることが多くなっています。

そこで自分が行きたい時期に開講しているかを、まず学校のサイトで確かめてください。

募集の締め切りは開講の1〜2ヶ月前に設定されていることが多く、ここを逃すと次の回まで待つことになります。

人気の学校は定員が早く埋まるので、日程が決まったらすぐ申し込むと安心です。

とくに夏休みと春休みは希望者が集中するため、2ヶ月前には動いておきたいところです。

立地で選ぶと1ヶ月を有効に使える

1ヶ月しかないので、通学に片道1時間かかる場所は避けたいところです。

学校の近くに住めば、往復2時間を勉強や観光にあてられます。

家賃が少し高くても、通学が10分で済む場所を選んだほうが結果的に得をした、という声はよく聞きます。

学校ごとの特色は韓国留学の語学堂ガイドでくわしく紹介しているので、あわせて読んでみてください。

韓国留学1ヶ月の1日の流れ

費用と学校が決まったら、次に気になるのが実際の1日の過ごし方ではないでしょうか。

午前に授業、午後は自由時間という組み合わせが多く、この午後の使い方で1ヶ月の充実度が変わります。

平日のある1日

朝は8時ごろに起きて、学校の近くのカフェかコンビニで軽く朝食をとります。

9時から13時までが授業で、4時間ぶっ通しに感じますが、途中に休み時間があり会話練習も多いので、思ったより長くは感じません。

昼は学生食堂で3,000〜5,000ウォンほどの定食を食べ、午後は宿題を片づけてから街に出る、という流れが定番です。

夜は自炊するか、近所の食堂で済ませて、その日習った表現を復習して終わります。

最初の1週間はこの流れに慣れるだけで精一杯ですが、2週目からは自分の時間の使い方が見えてきます。

週末の使い方で差がつく

1ヶ月のうち週末は4回しかないので、行きたい場所を先に決めておくと後悔しません。

ソウルからならKTXで釜山まで約2時間半、全州や慶州といった古都にも日帰りで行けます。

移動費はかかりますが、ソウル以外の空気を知っておくと韓国の見え方が変わります。

さらに語学交換の集まりに1度でも参加すると、韓国語を話す量が一気に増えますので、思い切って飛び込んでみてください。

よくある失敗

短期留学でいちばん多い失敗が、日本人同士で固まって1ヶ月が終わってしまうというものです。

クラスに日本人が多いと、休み時間も放課後もつい日本語で話してしまいます。

そこで1日1回は韓国語で誰かに話しかけると自分に課しておくだけで、帰るころの実感がまるで変わります。

お店の店員さんへの一言でも構いませんし、クラスメイトへのあいさつからでも十分です。

韓国留学1ヶ月の持ち物と準備

ビザがいらないぶん、準備そのものは多くありません。

とはいえ現地で買うと高いものや、日本のほうが便利なものがあるので、そこだけ押さえておきます。

忘れると困るもの

まず必要なのが、パスポートとクレジットカード、そして海外旅行保険です。

保険は1ヶ月でも必ず入っておいてください。

現地の病院は保険がないと高額になり、風邪ひとつで数万円かかることもあります。

常備薬も持参が安心で、飲み慣れた薬は現地では手に入りにくいと考えておきましょう。

あると助かるもの

現地SIMやeSIMは、日本にいるうちに手配しておくと空港に着いたその瞬間から地図が使えます。

そのほか変換プラグと、季節に合わせた服を用意してください。

韓国の冬はとても寒く、ソウルの1月は氷点下10度近くまで下がる日もあるので、防寒着は日本の真冬と同じつもりで持っていくと安心です。

逆に夏は蒸し暑く、室内は冷房が強いので、薄手の羽織るものが1枚あると重宝します。

こまかな持ち物は韓国留学の持ち物リストもあわせてご覧ください。

準備するものポイント
여권
(パスポート)
残りの有効期間を早めに確認する
보험
(海外旅行保険)
1ヶ月でも必ず加入する
유심
(SIM・eSIM)
日本で手配すれば到着後すぐ使える
상비약
(常備薬)
飲み慣れたものを持参する

韓国留学1ヶ月に関するよくある質問

最後に、よく聞かれる質問にお答えします

ビザは必要ですか

日本国籍で90日以内の滞在なら、観光ビザの範囲で通えるので申請はいりません

ただし条件は変わることがあるので、申し込む前に最新の情報を確かめてください。

ハングルが読めなくても大丈夫ですか

語学堂にはハングルから教えてくれる初級クラスがあるので、読めない状態でも通えます。

ただし1ヶ月は短いため、文字だけは日本にいるうちに覚えていくと、現地での伸びがまったく違います。

ハングルは仕組みさえ分かれば数日で読めるようになるので、出発前の準備としては費用対効果が高い部分です。

もっと長く行くべきでしょうか

日常会話をしっかり身につけたいなら、3ヶ月以上のほうが確実で、韓国留学3ヶ月韓国留学半年もあわせてご覧ください。

一方で「まず試したい」「休みが1ヶ月しか取れない」という人には、1ヶ月がちょうどよい長さです。

まとめ|韓国留学1ヶ月は住まい選びで費用が決まる

ここまで、1ヶ月の韓国留学にかかる費用と過ごし方をお伝えしてきました。

1ヶ月という短い期間でも、準備しだいで得られるものは大きく変わります

最後に、大事な点をもう一度整理します。

この記事の要点

  • 費用総額20万〜40万円。考試院かワンルームかで10万円以上変わる。
  • ビザ:90日以内なので不要。準備は航空券と住まい、保険の3つ。
  • 語学力:買い物や注文が自分でできる程度まで。ぺらぺらには足りない。

1ヶ月は、韓国語の土台をつくりながら現地の暮らしを味わえる、ちょうどよい長さです。

まずは行きたい時期に短期コースがあるかを調べ、住まいの予算を決めるところから始めてみてください。

そこさえ決まれば、あとの準備はあっという間に片づきます。

1ヶ月後、自分の口から韓国語が出てくる瞬間を楽しみに、一歩を踏み出してみてください。

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