【韓国語でママ】ママ(お母さん)を表す韓国語とは?韓国語でママの発音や例文についてもご紹介
今回は韓国語で「ママ」「お母さん」を表す言葉についてご紹介していきます。
韓国では「お母さん」「ママ」「お母さま」のように様々な「お母さん」の言い方があります。
では詳しく見ていきましょう!
韓国でママを表す言葉は「엄마 (オンマ)」
韓国語で「ママ」は、「엄마 (オンマ)」といいます。
意味は「ママ、お母ちゃん」で、主に子どもがお母さんを呼ぶときに使います。
ある程度大きくなってからは엄마 (オンマ)ではなく어머니(オモニ)を使う方がいいとされています。
ですが、最近では大人になってからも「엄마(オンマ)」と呼び続ける人が増えているようです。
엄마 (オンマ)の発音
엄마は엄と마の2つのハングルで成り立っています。
엄は子音の[ㅇ]、母音の[ㅓ]、そしてパッチムの[ㅁ]が組み合わさっています。
子音の[ㅇ]は発音がなく、いわゆる無音のハングルです。
母音の[ㅓ]はアの口の形オと発音する[o]の音です。発音はアとオの間のような音です。
パッチムの[ㅁ]は日本語の「さんま」のように口を閉じた時に発音する「ん」の音に似た音で、[m]と発音します。
よって、엄の発音は[om]、つまりオンとなりますね。
※パッチムとは?
パッチムとは文字の一番したに付く子音のことです。パッチムは全部で27個ありますが、発音は7通りです。パッチムが付く単語は最後が子音で終わるので、発音する際に注意が必要です。
続いて、마(マ)についてですが、これは子音の[ㅁ]と母音の[ㅏ]が組み合わっています。このハングルにパッチムは含まれていません。
[ㅁ]は日本語のマ行の音で、発音は[m]となります。
[ㅏ]は日本語のアのほぼ同じ発音で[a]という発音になります。
つまり、마は[ma]となりますから、マの発音をします。
これで엄마のハングルを見たらすぐに、「オンマ」と発音するのが分かりますね!
엄마 (オンマ)を使った例文
では実際に엄마 (オンマ)を使った例文をいくつかご紹介します。
韓国語 | 発音 | 意味 |
---|---|---|
오늘은 엄마랑 신주쿠에 쇼핑하러 다녀왔어요. | オヌルン オンマラン シンジュクエ ショピンハロ タニョワッソヨ | 今日はお母さんと新宿にショッピングしに行って来ました。 |
엄마, 고마워! | オンマ コマウォ | お母さん、ありがとう! |
엄마, 다녀왔습니다! | オンマ タニョワッスムニダ | お母さん、ただいま! |
엄마, 힘내요. | オンマ ヒンネヨ | お母さん、がんばって 。 |
【韓国でママ】韓国でお母さんを意味するのは어머니(オモニ)
어머니(オモニ)はお母さんと呼ぶときや自分のお母さんを人に紹介するときに使います。また、「~のお母さん」という意味で子供の名前を前に付けて、「○○어머니(オモニ)」と言うこともできます。
韓国では親元を離れるというタイミング、もしくは大人といわれる年齢を迎えたら어머니(オモニ)とよぶようになることがあるようです。
最近では大人になってもお母さんを엄마 (オンマ)と呼ぶ人が多いため、家の中では엄마 (オンマ)、外でお母さんのことを話すときは어머니(オモニ)と使い分けている人もいます。
어머니(オモニ)の発音
어は子音のㅇ、母音のㅓで成り立っています。
ㅇは無音、ㅓは[o]と発音しますから、어は[o]という発音になります。ポイントはアとオの間のような音を出すことです。
머は子音のㅁ、母音のㅓで成り立っています。
ㅁは[m]の発音、ㅓは[o]の発音ですから、머は[mo]という発音になります。
니 は子音のㄴと母音のㅣで成り立っています。
ㄴは[n]の発音、ㅣは[i]の発音となりますから、니は[ni]という発音になります。
つまり、어머니を繋げて発音すると[omoni]オモニとなりますね!
어머니(オモニ)を使った例文
では어머니(オモニ)を使った例文についてご紹介しますね。
韓国語 | 発音 | 意味 |
---|---|---|
어머니와 여행을 갔어요. | オモニワ ヨヘンウㇽ カッソヨ | 母と旅行に行きました。 |
어머니에게 드렸어요. | オモニエゲ トゥリョッソヨ | 母に差し上げました。 |
이분은 제 어머니세요. | イブヌン チェ オモニセヨ | この方は私のお母さんです。 |
어머니와 장을 보러 갑니다. | オモニワ チャンウル ポロ カムニダ | お母さんと買い物をしに行きます。 |
【韓国でママ】韓国に母の日はあるの?
日本では5月の第2日曜日が母の日、6月の第3日曜日が父の日とされていますが、韓国では5月8日に「父母の日(両親の日)」があります。
つまり、韓国では母の日と父の日は同じ日に祝うということなんですね。
父母の日は韓国語で「어버이날(オボイナル)」と呼ばれています。
プレゼントとしてあげるものは日本と同じようにカーネーションなどのお花が定番です。また、お小遣いとして現金を渡す場合もあるようです。
어버이날(オボイナル)の由来について
実は父母の日を表す어버이날(オボイナル)は3つの単語が合わさってできた言葉です。
それらの単語は
・母を意味する어머니(オモニ)の「어(オ)」
・父を意味する아버지(アボジ)の「버(ボ)」
・日という意味の「날(ナル)」
となります。
ちなみに이(イ)は「~の」を表す助詞の働きをしています。
【韓国でママ】義理の母親の呼び方について
韓国では妻から見て夫の母親のことを「시어머니(シオモニ)」と言います。
そして、夫から見て妻の母親のことを「장모님(チャンモ二ム)」と言います。
ですが、実際本人を呼ぶ際に「시어머니(シオモニ)」と「장모님(チャンモ二ム)」が使われることはありません。
韓国では義理の母親を呼ぶときは「お母さま」の敬称がよく使われています。
お母さまを表す韓国語は「어머님(オモニン)」です。
「어머님(オモニン)」は어머니(オモニ)のあとに「様」という敬称にあたる님(ニム)をつけているので、とても丁寧な呼び方になります。
また、어머님(オモニン)は義理の母親のみならず、他の家のお母さんを丁寧に呼ぶときにも使われています。
ただ、自分の実の母親を「어머님(オモニン)」と呼ぶことは基本ありません。
【韓国でママ】韓国にも「マザコン」という言葉があるの?
マザコンはあまりいいイメージを持たれない言葉ですが、実は韓国にもマザコンという言葉があります。
マザコンはハングルで表すと마마보이(ママボイ)となります。
ここで何かお気づきかもしれないですね・・・。
実は、마마보이(ママボイ)という言葉は英語の「mama boy」からきているのです。
【まとめ】ママ(お母さん)を表す韓国語とは?発音や例文についてもご紹介
韓国ではお母さんを表す言葉は主に「엄마 (オンマ))と「어머니(オモニ)」があります。
엄마 (オンマ)は日本語の「ママ」の意味にあたるので、子どもが使うイメージですが、韓国では母親との関係が近いと大人になってからも엄마 (オンマ)と呼ぶことが多いです。
韓国では両親をとても大切にしている人が多いので、日ごろの会話でお母さんを話題に出すことはよくあります。
ぜひ韓国ドラマで登場人物がお母さんをどのように呼んでいるのか意識して聞いてみてください。
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