韓国語のリスニング力を上達させたい方必見!韓国語のリスニング力を上げるために必要なこととは?
韓国語を勉強していると、教材やSNSなどに書いてあるものは読めるし、文法も単語の意味も理解できるのに、いざ旅行に行って話してみると、何を言っているのかさっぱりわからなかったり、ドラマを見ても自分の知っている単語なのに、全く違う単語のように聞こえたりすることなどありませんか?
独学で韓国語を勉強していると、文法や単語を書いたりすることに集中しすぎて、リスニングやスピーキングが少しおろそかになってしまうことも多いかと思います。
韓国語を学習する理由はもちろん人それぞれだと思いますが、韓国語でコミュニケーションをとるにはリスニング力は必須ですよね!
そこで今回は韓国語の初心者も上級者の方も実践できる、韓国語リスニング力を上達させるポイントや勉強法をご紹介していきます。
どうして韓国語のリスニングは難しいのでしょうか?
韓国語を勉強するときにどうしてリスニングが難しいのでしょうか?
英語と比較した場合、文法の順序も基本的には同じですし、単語自体も発音が似ていたり、漢字で構成されている単語の場合は、日本人もとても覚えやすかったりする傾向にあります。
また、助詞の違いによる微妙なニュアンスの違いも、同じように表現されることが多いです。
ですが、細かく見ると発音が少し難しくなります。その理由は、日本語にはない発音が韓国語にはあったり、パッチムという概念があったりするからです。
まず発音に関しては、例えば「오」と「어」、「ㄴ」と「ㅇ」などが挙げられます。
「오」も「어」もあえてカタカナ表記するとすれば、どちらも「オ」となります。
ですが、この「오」と「어」には韓国語では大きな差があります。「오」の場合は、口をすぼめるように、少し口を前に出した状態で「オ」と発音します。
そのため、少し深い音になります。また「어」の場合は、口を縦に開いた状態で「オ」と発音します。
(「ア」という時の口の形に近いです)そのため、「ア」と「オ」の中間くらいのような発音になります。
また「ㄴ」と「ㅇ」はどちらも日本語では「ン」と表記されますが、「ㄴ」の場合は舌を上顎につけ、唇は開いた状態で「ン」と言います。
「ㅇ」は舌を上顎にはつけず下ろした状態で、口を開けた状態で「ン」と言います。
続いてパッチムに関しては、「닭」という単語を使って解説していきます。
ハングルが上の段と下の段に分かれているかと思いますが、この下の段のことをパッチムと呼びます。「닭」の場合は「ㄹㄱ」がパッチムとなります。
「닭」は鶏のことで、鶏肉は「닭고기」と表記します。この「닭」ですが、カタカナで表記する場合、「タッ」とされることが多いかと思います。
ですが、実は「タッ」で覚えてしまうと、発音が違う可能性があります。
日本語の場合、「卓球(たっきゅう)」という時と「達筆(たっぴつ)」という時では同じ「っ」が用いられますが、発音が違うのはわかるでしょうか?
「卓球」と言うつもりで「たっ」、「達筆」と言うつもりで「たっ」とそれぞれ発音してみてください。
終わった時の口の形に違いがあるかと思います。韓国語ではこの違いを全て区別して表記します。
そのため、カタカナで覚えてしまうと発音が違くなり、いざネイティブの人が話していることを聞こうとすると、違う単語に聞こえてしまったり、聞き取れなかったりと言うことがあります。
韓国語リスニング力をアップさせる方法
それでは、リスニング力をアップさせていくにはどうしたらいいでしょうか?
先ほどご紹介したように、カタカナで表記してしまうととても大きな差があることが多いです。
韓国語のリスニング力をアップさせるにはカタカナ表記を避けよう
まずは、韓国語勉強中であれば、カタカナで考えたり、書いたりするのは避けるのがオススメです!
日本語にはない音があるということを前提に、聞こえた通りの音で覚えていくのがポイントです!
聞こえた通りに練習してみて、それを韓国語が可能な人に聞いて確認してもらったり、もしくはSiriなどの音声検索機能を使って、確認してみたりするといいかと思います。
続けて、どのような方法を使うとリスニング力を鍛えられるか、ご紹介していきます。
韓国語のリスニング力を上達させるにはネイティブと話せる環境に行こう
正直、韓国に留学するなど、現地でネイティブの話す言葉に常に触れているというのは手っ取り早い方法ではあります。ですが、簡単に行けるものではありませんよね。
そのため、日本でもネイティブの韓国人はたくさんいらっしゃいます。
ネイティブの先生がいる韓国語教室に行ってみたり、交流会などを活用したり、コリアンタウンに行ってみてネイティブの方と韓国語を喋ってみるのもいいかと思います。
映画やドラマやyoutubeを見て韓国語のリスニング力を上達させよう!
語学の勉強をするときにはよく聞く話かと思います。
特に初心者の方は字幕ありでもいいので、たくさん見て、気になる発音の単語などがあったらぜひそのまま真似してみてください。
そして、その単語がどんな意味なのか、どうやって書くのか調べてみるのがおすすめです。
どうしても文字を最初に見て勉強すると、頭の中でカタカナにしてしまう癖がついてしまうかもしれません。
なので、映画やドラマで使われている単語やフレーズを聞こえた通りにマネしてみるのがポイントです!
また上級者の方がyoutubeを見るときには、字幕を韓国語にしてみるのもおすすめです。
韓国語で聞いて、ハングルをすぐに確認することもできます。
特に、最近の流行語や日常生活でよく使われる文法などもyoutubeだとよく使われていることが多いので、学習ツールとしては一石二鳥です。
韓国語のリスニング力を上達させるために「ラジオ」を聴こう
これは少し上級者の方ですが、ラジオを聴く方法もおすすめです。
映像に頼れない分、リスニングだけで理解しないといけないため少し難易度は高くなりますが、少しリスニング力が停滞気味だな…という方は、ラジオなどでリスニングの練習をしてみるのもおすすめです。
韓国のラジオを日本でも聞けるアプリなども数多くあります。
【まとめ】韓国語のリスニング力!韓国語のリスニング力を上げるために必要なこととは?
今回は、どうして韓国語のリスニングが難しいのか、そしてどうやって上達させていくといいのかをご紹介、解説しました。
とにかくまずはできるだけカタカナで読み方を書いたり、考えたりするのをやめて、ネイティブが発音している音の通りに聞き取り、発音してみるのがポイントかと思います。
映画、ドラマ、youtube、ラジオなど自分に合った方法を探して、リスニング力アップに向けて頑張ってください!
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