韓国語の「が」「は」の違い|이/가・은/는の使い分け

韓国語の「が」「は」の違い|이/가・은/는の使い分け
韓国語の「が」「は」の違い|이/가・은/는の使い分け韓国語を学び始めると、은・는は日本語の「は」、이・가は「が」に当たると習います。
ただ、形はパッチムで選べても、どちらを使うかは会話の流れで変わります。
日本語訳だけを頼りにすると、反対の助詞を選ぶこともあります。
迷ったときは、「今は何について話しているのか」「質問の答えは誰・何なのか」を考えてみてください。
話題を先に置くなら은・는、答えや初めて出す情報には이・가が合います。
저는と제가も日本語ではどちらも「私」ですが、前後の会話によって選ぶ形が変わります。
この「韓国語の「が」「は」の違い」を読んでわかること
- 은・는は話題や比べる人・物に付く
- 이・가は質問の答えや、初めて出す情報に付く
- 前の名詞にパッチムがあると은・이、ないと는・가
- 저+가は제가、나+가は내가になる
- 一つの文に은・는と이・가が入ることも多い
韓国語の「は」と「が」は何が違う?
韓国語の「は」と「が」は何が違う?은・는は話題を出す助詞です。이・가は、誰が・何がそうなのかをはっきりさせます。
自己紹介で「私は学生です」と言うなら、저는 학생이에요が自然です。
この文では「私について話します」と、自分を話題にしています。
一方、「誰が学生ですか」と聞かれて答えるなら、제가 학생이에요です。
質問の「誰」に제가で答えているため、日本語では同じ「私は学生です」でも、저는 학생이에요とは使う場面が違います。
| 助詞 | 主な役割 | 短い例 |
|---|---|---|
| 은・는 | 話題を出す・比べる | 저는 학생이에요 |
| 이・가 | 誰が・何がを示す | 제가 학생이에요 |
| 은・는 | 前に出た話を続ける | 그 영화는 재미있어요 |
| 이・가 | 質問の答えを示す | 뭐가 좋아요? |
この分け方は、最初に迷わないための目安です。
実際には、相手がすでに知っているか、どこを強く伝えたいかによって助詞が変わります。
初めは「何の話かなら은・는、質問の答えなら이・가」と考えると、会話の流れを追いやすくなります。
은・는は「〜について言うと」に近い
話を始めるときや、二つを比べるときに은・는を使います。
오늘은 바빠요は「今日は忙しいです」という文で、오늘은が話題、その後ろの바빠요が説明です。
저는 커피를 좋아해요も同じ組み立てで、「私について言うと、コーヒーが好きです」という流れになります。
은・는には比べる気持ちもあり、커피는 좋아해요と言うと、「コーヒーは好きですが、ほかは別です」という響きになることがあります。
比べる物をはっきり言わなくても、「ほかは違う」という気持ちがにじむのが特徴です。
이・가は「誰が・何が」に答える
質問の答え、初めて出す人や物、起きていることを伝えるときに이・가がよく使われます。
누가 왔어요?「誰が来ましたか」への答えは친구가 왔어요で、「友達が来ました」と伝えます。
窓の外を見て비가 와요「雨が降っています」と言うときも、今起きていることを伝えています。
이・가は主語に付きますが、毎回日本語の「が」に訳すわけではありません。
고양이가 좋아요は文の形では고양이に가が付きますが、日本語では「猫が好きです」または「猫は好きです」と自然に訳します。
은・는・이・가の形はパッチムで決まる
은・는・이・가の形はパッチムで決まる前の名詞にパッチムがあれば은・이、なければ는・가を付けます。
先に은・는と이・가のどちらを使うか決め、そのあとで名詞の最後を見ます。
학생はㄱのパッチムで終わるため학생은・학생이、母音で終わる친구は친구는・친구가になります。
| 前の名詞 | 「は」側 | 「が」側 |
|---|---|---|
| 학생(パッチムあり) | 학생은 | 학생이 |
| 책(パッチムあり) | 책은 | 책이 |
| 친구(パッチムなし) | 친구는 | 친구가 |
| 학교(パッチムなし) | 학교는 | 학교가 |
順番は、役割を決めてからパッチムを見る、です。
話題を出すなら은・는、誰や何を答えとして示すなら이・가を選び、最後に은と는、이と가のどちらを付けるかを決めます。
パッチムがある名詞には은・이
학생은・학생이、책은・책이のように、最後の子音の後へ付きます。
학생은 한국 사람이에요は「その学生は韓国人です」、학생이 한국 사람이에요は「その学生が韓国人です」と訳します。
助詞だけが違い、前は学生を話題にし、後は「誰が韓国人か」に答えています。
パッチムがない名詞には는・가
친구는・친구가、학교는・학교가のように、母音で終わる名詞の後へ付きます。
친구는 왔어요なら「友達は来ました」、친구가 왔어요なら「友達が来ました」と訳します。
質問への答えや、友達が来たことを初めて伝える場面では친구가をよく使います。
저+가は제가、나+가は내가
저가・나가とはせず、제가・내가に形が変わります。
제가 할게요は「私がやります」、내가 말했어は「私が言ったよ」と訳します。
저는・나는はそのままなので、저는と제가、나는と내가を対で覚えます。
| 基本の形 | 은・는を付ける | 이・가を付ける |
|---|---|---|
| 저(私・丁寧) | 저는 | 제가 |
| 나(私・くだけた形) | 나는 | 내가 |
| 누구(誰) | 누구는 | 누가 |
| 이것(これ) | 이것은 | 이것이 |
누구に가が付く場合も누가に変わるため、누가 왔어요?は「誰が来ましたか」という意味になります。
누구가とは言わないので、누가を一つの形で覚えると迷いません。
은・는を使う場面|話題を出す・比べる
은・는を使う場面|話題を出す・比べる自己紹介、今日の予定、好き嫌いを比べるときなど、話題を先に出したい場面で使います。
自己紹介や説明の始まり
저는、제 이름은、우리 회사는のように、これから説明する物を先に出します。
저는 일본 사람이에요「私は日本人です」、제 이름은 유키예요「私の名前はユキです」のように、自己紹介では은・는がよく出ます。
相手はこれから自分の話を聞くと分かるためです。
人だけでなく、物について話すときにも使えます。
이 가방은 가벼워요「このかばんは軽いです」、이 영화는 재미있어요「この映画は面白いです」のように、何について話すかを先に出します。
二つを比べる
Aはこう、Bはこうと分けるとき、은・는がはっきり働きます。
커피는 마시지만 술은 안 마셔요で「コーヒーは飲みますが、お酒は飲みません」と伝えます。
여름은 덥고 겨울은 추워요なら「夏は暑く、冬は寒いです」と季節を比べています。
比べる相手を言わなくても、「ほかとは違う」という気持ちが伝わることがあり、오늘은 괜찮아요も、言い方によっては「今日は大丈夫ですが、ほかの日は分かりません」という響きになります。
前に出た人や物の話を続ける
一度話に出た人や物を、次の文で話題として続けるときにも은・는が合います。
친구가 왔어요. 친구는 선물을 가져왔어요.で「友達が来ました。
その友達はプレゼントを持ってきました」と伝えます。
最初の文で친구を新しく出し、次の文ではすでに分かっている친구の説明を続けています。
初めて出す人や物には이・가、前に出た人や物の話を続けるときは은・는がよく使われます。
ただし、比べる気持ちや強く言いたい部分があると、別の選び方になることもあります。
이・가を使う場面|質問の答え・ある・ない
이・가を使う場面|質問の答え・ある・ない「誰が」「何が」「どれが」への答えや、ある・ない、好き・嫌いを言う文でよく使います。
누가・뭐가・어디가への答え
質問で聞かれた部分に이・가を付けると、何が答えなのかがはっきりします。
누가 전화했어요?「誰が電話しましたか」には엄마가 전화했어요「母が電話しました」、뭐가 맛있어요?「何がおいしいですか」には김치찌개가 맛있어요「キムチチゲがおいしいです」と答えます。
| 質問 | 答え | 日本語 |
|---|---|---|
| 누가 왔어요? | 민수가 왔어요 | ミンスが来ました |
| 뭐가 좋아요? | 이게 좋아요 | これがいいです |
| 어디가 아파요? | 머리가 아파요 | 頭が痛いです |
| 어느 게 더 싸요? | 이게 더 싸요 | こちらの方が安いです |
누가「誰が」、뭐가「何が」と聞かれたら、答えになる名詞にも이・가を付けます。
会話では제가요「私です」、이게요「これです」のように、後ろを省いて短く答えることもあります。
있다・없다の文
ある・いるは있다、ない・いないは없다を使い、ある物や、いる人に이・가を付けます。
시간이 있어요は「時間があります」、돈이 없어요は「お金がありません」、친구가 있어요は「友達がいます」という意味です。
日本語では「私は時間があります」と言えても、韓国語では저는 시간이 있어요のように、저는と시간이が一つの文に入ります。
좋다・싫다・필요하다の文
好き、嫌い、必要を言う文では、日本語と同じ助詞にならないことがあります。
저는 고양이가 좋아요で「私は猫が好きです」と伝えます。
좋다を使う文では好きな物に이・가が付き、좋아하다を使う저는 고양이를 좋아해요では을・를が付きます。
한국어가 필요해요は「韓国語が必要です」、매운 음식이 싫어요は「辛い食べ物が嫌いです」という意味です。
日本語訳だけで「は・が」を決めず、좋다・싫다・필요하다まで一組で覚えます。
一つの文に은・는と이・가が入る理由
一つの文に은・는と이・가が入る理由文全体の話題を은・는で出し、その中で誰が・何がどうなのかを이・가で示します。
오늘은 날씨가 좋아요は「今日は天気がいいです」という文です。
오늘은が文全体の話題になり、その中で「何がいいのか」を날씨가が示しています。
저는 한국어가 어려워요も同じで、저는が話題、한국어가が「難しい」と説明される部分です。
| 文 | 은・는の役割 | 이・가の役割 |
|---|---|---|
| 오늘은 날씨가 좋아요 | 今日は、という話題 | 天気がよい |
| 저는 한국어가 어려워요 | 私について | 韓国語が難しい |
| 이 식당은 김치찌개가 맛있어요 | この店について | キムチチゲがおいしい |
| 코끼리는 코가 길어요 | 象について | 鼻が長い |
코끼리는 코가 길어요は、象全体を은・는で話題にし、その中の鼻へ이・가を付けた文です。
日本語でも「象は鼻が長い」と訳せるため、二つの助詞の役割をそのまま比べられます。
저는と제가は場面で変わる
自己紹介では저는を使い、誰がするかを答えるときは제가を使います。
저는 회사원이에요は「私は会社員です」という自己紹介です。
누가 발표할 거예요?「誰が発表しますか」と聞かれて제가 할게요「私がやります」と答えるときは제가を使います。
誤解を直すときや「私がしました」と強く言うときは、文の初めでも제가を使います。
助詞は一文だけで決まらず、前の会話にも左右されます。
오늘은と오늘이の違い
오늘은は今日を話題にし、오늘이は今日が答えになる場面で使います。
오늘은 월요일이에요で「今日は月曜日です」と伝えます。
시험이 언제예요?「試験はいつですか」と聞かれて오늘이 시험 날이에요「今日が試験日です」と言うと、今日が答えになります。
日本語の「は・が」と同じにならない文
日本語の「は・が」と同じにならない文韓国語の助詞は日本語訳ではなく、韓国語の文の組み立てに合わせて選びます。
「私は〜が好きです」は저는〜가 좋아요
저는で人を話題にし、好きな物へ이・가を付ける形です。
저는 음악이 좋아요「私は音楽が好きです」、저는 봄이 좋아요「私は春が好きです」のように使います。
좋아하다を使うなら저는 음악을 좋아해요となり、好きな物には을・를が付きます。
「私は時間がありません」は저는 시간이 없어요
人には은・는、ある物・ない物には이・가を付けます。
저는 시간이 없어요、저는 형제가 있어요のように、一つの日本語文に「は」と「が」がある形は韓国語でもよく似ています。
ただし、誰の話か分かっている会話では、시간이 없어요だけでも通じます。
会話では助詞を省くこともある
くだけた会話では助詞を省くことがあります。ただ、学び始めは助詞を入れた形で覚える方が分かりやすいです。
나 커피 좋아해、오늘 날씨 좋다のように、親しい会話では助詞を省くことがあります。
省略できるのは、誰や何の話かが前後から分かるためです。
助詞を省いた文を見たら、나 커피 좋아해を저는 커피가 좋아요、오늘 날씨 좋다を오늘은 날씨가 좋아요のように、助詞を補って考えます。
ほかの助詞も確認したいときは、韓国語の助詞一覧と基本の使い方をご覧ください。
3問で「は」と「が」を選んでみる
日本語訳だけで決めず、「話題」か「質問の答え」かを見ます。
| 場面 | 韓国語 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 自己紹介で「私は学生です」 | 저는 학생이에요 | 自分を話題にする |
| 「誰が行きますか」に「私が行きます」 | 제가 가요 | 「誰」の答えを示す |
| 「今日は天気がいいです」 | 오늘은 날씨가 좋아요 | 오늘は話題、날씨が説明される部分 |
一つ目と二つ目は日本語ではどちらも「私」と訳せますが、自己紹介では저는、誰がするのかを答える場面では제가を使います。
また、三つ目のように은・는と이・가が同じ文へ入ることもあります。
文字と単語も一緒に確認する
助詞の形はパッチムで変わるため、文字から見直したいときは韓国語のハングル一覧表と韓国語の母音と子音から読み直せます。
좋다・어렵다など、助詞と一緒によく出る言葉は韓国語の形容詞100選に例文があります。
韓国語の「は」と「が」でよくある質問
韓国語の「は」と「が」でよくある質問形の選び方、저는と제가、助詞の省略など、迷いやすい点に答えます。
은と는はどう使い分けますか?
前の名詞にパッチムがあれば은、なければ는を付けます。
前の名詞にパッチムがあれば학생은・책은、なければ친구는・학교는のように選びますが、意味が変わるのではなく、発音しやすい形へ合わせる決まりです。
詳しい使い方は韓国語のヌン(는・은)の意味と例文でも例文と一緒に読めます。
이と가はどう使い分けますか?
前の名詞にパッチムがあれば이、なければ가を付けます。
パッチムがあれば학생이・책이、なければ친구가・학교가のように付けます。
ただし、저・나・누구に가が付くと제가・내가・누가へ変わるため、この三つは形ごと覚えるのが分かりやすいです。
저는と제가は何が違いますか?
저는は自分を話題にし、제가は誰がするかをはっきり示します。
自己紹介では저는 학생이에요、누가 할 거예요?への答えでは제가 할게요を使います。
은・는はいつも日本語の「は」ですか?
多くは「は」と訳せますが、比べる気持ちが強いと日本語では「なら」などになることがあります。
커피는 마셔요は、場面によって「コーヒーなら飲みます」「コーヒーは飲みます」と訳せます。
訳し方は前後の会話で変わります。
이・가はいつも日本語の「が」ですか?
日本語の助詞とそのまま一つずつ対応するわけではありません。文全体を自然な日本語に訳します。
고양이가 좋아요は「猫が好きです」、한국어가 필요해요は「韓国語が必要です」と訳します。
日本語訳の助詞を一対一で当てはめません。
助詞は省いても通じますか?
会話では省くことがありますが、誰や何の話かが分かる場面に限られます。
文章や初対面の会話、意味が二つに取れそうな文では、助詞を入れた方が伝わります。
助詞と語順の関係は、韓国語の語順と文の作り方で見直せます。
이에요・예요の前でも助詞を使いますか?
名詞を話題や答えにするときは、은・는や이・가を付けてから이에요・예요へ続けます。
저는 학생이에요、제가 학생이에요のように使います。
이에요・예요の選び方は、韓国語の「です」이에요・예요・입니다に詳しい例があります。
まとめ|韓国語の「は」と「が」の違い
まとめ|韓国語の「は」と「が」の違い은・는は話題に付き、이・가は誰・何がそうなのかをはっきりさせます。
助詞の形は前の名詞の最後で決まります。
パッチムがある학생には은・이、ない친구には는・가を付けますが、저・나・누구に가が続くと제가・내가・누가へ変わります。
迷ったときは、日本語の「は・が」から離れ、「何について話しているか」「誰・何が答えか」を見ます。
저는 학생이에요は自己紹介、제가 학생이에요は「私が学生です」という答えです。
また、오늘은 날씨가 좋아요のように、話題を表す은・는と、その中身を示す이・가が一つの文に入ることもあります。
単語ごとの例文は、国立国語院の韓国語基礎辞典で確かめられます






















































































