日本語と韓国語はとても似てる?似てる部分をまとめてみました !
日本人が外国語を習得する際、特に習得しやすい言語として韓国語をあげる人が多いです。その理由は、日本語と韓国語は色々な面でとても似ているという点が挙げられます。
具体的にどんなところが似ているのか、また似ているようで少し違う、注意点なども一緒に解説していこうと思います!
日本語と韓国語はとても似てる?日本語と韓国語と中国語?!
実は日本語と韓国語には中国語が切っても切り離せない存在にあります。アジアの歴史で見てみると、やはり中国の歴史は長いため、日本語にも韓国語にも大きな影響を与えています。
日本語の単語の中でも、訓読みと音読みがありますよね。
音読みの単語の場合は、中国語の影響を受けていることが多いため、韓国語にも似たような単語があったり、一度音を覚えてしまえば使いまわせたりすることが多くあります。例を使って分析してみましょう!
学校→(학교 ハッキョ)、学生→(학생 ハクセン)、学習→(학습 ハクスプ)
上記の例を見ていただくと、「学」は韓国語で「학」と表記し、この「学」が入っている単語は韓国語では「학」を使うことが多いです。そのため、分からない単語でも一度漢字を考え、それを韓国語に置き変えると単語が完成することも多々あります。
もちろん例外もありますが、この方法がかなり有効的なので、単語を覚える際にもかなり役に立ちます。
日本語と韓国語はとても似てる?ほとんど同じ?!な単語たち
韓国旅行中や、韓国ドラマなどを見ている時に、韓国語は分からないけど、今何て言ってるのか何となくわかった気がする…!というようなことはないでしょうか?実はこれは単語の発音がとても似ているからなんです。
それでは、早速いくつかご紹介していきます!
約束→약속(ヤッソッ)
「ツ」の部分は「く」を意識しながら、でも「く」は発音しないのがポイントです
記憶→기억(キオッ)
約束と同様、「ツ」は「く」を意識しながら発音するのがコツ!
到着→도착(トチャッ)
こちらも同様、「く」を意識して発音してみましょう!
高速道路→고속도로(コソッドロ)
この「ッ」も同様、「く」を意識してみましょう!もう大丈夫ですね!
無料→무료(ムリョ)
これは「う」を取れば良いだけです!
準備→준비(ジュンビ)・簡単→간단(カンタン)
この2つは全く発音が同じです!
いかがでしょうか?とても似ていますよね。似てるというより、全く同じものもたくさんあります。
実はこの似ている単語、まだまだたくさんあり、ここに紹介したものは一部に過ぎません。
日本語と韓国語が似ているのは単語だけじゃない!文法も?!
先ほど紹介したように単語は似ているものがたくさんありましたが、実は日本語と韓国語が似ているのは単語だけじゃないんです。
なんと文法までとても似ています!それでは、似ている文法も紹介していきます。
順序が同じ?!
まず日本語の構成を考えてみると、「私は ご飯を 食べます」のように「主語 目的語 動詞」のような順序になっていますね。
英語などを学習する際は、この順序が変わるため語学習得の際に苦労される方も多いかと思います。でも韓国語の場合は心配ご無用です!日本語と全く同じの構成になっています。
私は ご飯を 食べます → 저(私)는(は) 밥(ご飯)을(を) 먹습니다(食べます)
(チョヌン パブル モクスムニダ)
助詞のニュアンスまで同じ?!
まず、助詞とは「私は」の「は」や「これが」の「が」などを指します。「は、が、を、に、も」などですね!先ほど「私はご飯を食べます」の例を見てもわかるように、韓国語にも助詞があり、日本語と同じような使い方をします。
この助詞の役割はとても重要で、助詞が変わるだけでニュアンスが大きく変わってくることがあります。
例えば、「私は日本人です」と「私が日本人です」ではニュアンスが変わってきますよね。何と、このニュアンスの違いも韓国語ではそのまま表現することができます。
まず、「は」は「은(ウン)もしくは는(ヌン)」と言います。また、「が」は「이(イ)もしくは가(ガ)」と言います。
助詞が変わることによって生まれる日本語でのニュアンスの違いは、韓国語でも同じように助詞を変えるだけで表現ができます。
私は日本人です→저는 일본 사람입니다.(チョヌン イルボンサラム イムニダ)
私が日本人です→제가 일본 사람입니다.(チェガ イルボンサラム イムニダ)
日本語の単語が日常にも!
実は、日本語がそのまま日常でも使われているケースがあります。比較的年齢層が高い方に使われる傾向にありますが、若い方でも意味を知っている人も多いです。
日本では使われないような日本語ですが、何を言いたいのかは理解できることが多いです。早速ご紹介します。
・人参→基本的には「당근(タングン)」と言いますが、たまに「ニンジン」という方もいます
・コンセント→「サシコミ」という方もいます
・ノースリーブ、キャミソール→「ナシ」袖なしからきた言葉かと思います。これは若い方もよく使います
・お弁当→「ベント」
・爪切り→「손톱깎이(ソントッカッキ)」ですが、「スメッキリ」という方も多いです
日本語と韓国語はとても似てるけど「要注意」なポイントとは?
ここまでは、日本語と韓国語が似ている部分を説明してきましたが、逆に少し異なり注意が必要な部分もあります。
それでは、注意点も解説していきます!
助詞も全部同じではない
例えば「バスに乗る」という時は、日本語では助詞は「に」を使いますが、韓国語では「버스를 타다(バスルル タダ)」と言って、「バスを乗る」と表現します。
他にも「先生になる」も「선생님이 되다( ソンセンニミ トゥエンダ)」と「先生がなる」と表現します。
助詞の使い方は全般的には似ていますが、全て同じというわけではなく、例外もあるので注意です!
単語がスラングに?!
先ほどは発音が似ている単語を紹介しましたが、日本語と韓国語の発音が似てはいても、驚くくらい意味が違うことがあります。なんとスラングになってしまうこともあるので、いくつか紹介していきましょう!
・하객(ハゲッ)→結婚式の来賓(お客様)のことを意味します
・신혜(シネ)→韓国人の女性に多い名前です
・欠席→韓国語だとスラングに聞こえ、「クソ野郎!」と言ったイメージです。ちなみに韓国語では「결석(キョルソッ)」が欠席という意味になります。
日本語と韓国語はとても似てる?まとめ
今回は、日本語と韓国語の似ている部分と注意点をご紹介しました。
韓国語は外国語の中でも特に習得しやすい語学で、独学である程度まで習得したり、旅行で使う韓国語を習得したりした!という方もたくさんいらっしゃいますね。
入門が難しいと、どうしてもつまずきやすい語学ですが、韓国語は日本語ととても似ているので、とっかかりやすいかもしれません。
ぜひチャレンジしてみて下さいね!
今回は日本語と韓国語はとても似てる?を特集しました
今回は日本語と韓国語はとても似てる?を特集しましたが他にも覚えておくといい韓国語がたくさんあります。こちらも是非ごらんくださいね。
・韓国語でありがとうと伝えたい!
・韓国語の敬語
・韓国語の接続詞特集!
・韓国語で「こんにちは!」「こんばんわ!」
・韓国語で「本当・本当に」
・韓国語の接続詞まとめ
・韓国語で「私」って?
・韓国語で「そうだね」
・韓国語の挨拶特集
・サランヘヨ。韓国語で愛してる