【ENHYPEN(エンハイプン)メンバー】日本人NI-KI(ニキ)も活躍!大人気のENHYPENのメンバープロフィール・魅力を解説
K-POP第4世代の筆頭格! ENHYPENってどんなグループ?
ENHYPENは、2020年放送のサバイバル番組『I-LAND』で生まれた7人組グループ。
2020年11月30日に、ミニアルバム『BORDER : DAY ONE 』でデビューしました。
所属事務所はHYBE(旧Big hitエンターテイメント)+CJ ENMの合同レーベル『BELIFT LAB』。実質、BTSとTOMORROW X TOGETHER(TXT)の後輩に当たります。
全員が10代でデビュー(日本年齢)しており、TXTとはほぼ同世代。最年長のヒスンは、TXTのメンバーと共に練習もしています。
しかし、TXTが「少年から青年に成長する中での葛藤」を描くのに対し、ENHYPENは「がむしゃらに生きる少年像」を歌うことが多く、イメージの差別化がされています。
また、TXTは「君と僕」の関係性を歌詞に綴りますが、ENHYPENは「力強く生きる少年」を反映させており、同年代でも表現の方向性が違います。
ENHYPENの読み方は?
ENHYPENの読み方ですが「エンハイプン・エナイプン」が公式のようです。
【ENHYPEN(エンハイプン)メンバー】デビュー2ヶ月で新人賞4冠!ENHYPENの売れ方が凄い
サバイバル番組出身であることから、デビュー前から世界の関心を集めていたENHYPEN。
SNSの公式アカウントは開設と同時にフォロワー数100万人を突破。大型新人の誕生を予感させました。
デビュー曲『Given-Taken』では、全員が融合するようなシンクロダンスを披露。巧みなパフォーマンスで世界を圧倒します。
デビューアルバム『BORDER : DAY ONE 』の売上は、なんと初週で28万枚越え(ハントチャート)の快挙! この枚数は、2020年デビューのアイドルでは最高売上です。
この勢いのまま
『2020 THE FACT MUSIC AWARDS』ネクストリーダー
『第35回ゴールデンディスクアワード(GDA)』新人賞
『第10回ガオンチャートミュージックアワード(GMA)』新人賞‐フィジカルアルバム部門、
『第30回ハイワンソウル歌謡大賞』新人賞
を続けて獲得し、「新人賞4冠」の記録を打ち立てます。
「アイドル戦国時代」と言われる第4世代の中でも、飛びぬけた存在と言っても良く、今後のK-POPを引っ張る存在なのは間違いありません。
【ENHYPEN(エンハイプン)メンバー】日本人メンバーNI-KI(ニキ)の存在感
デビューと同時に、トップスターの道を駆け上がったENHYPEN。
日本でも『I-LAND』への関心が高かったため、デビュー前から日本でも大きなファンダムが形成されていました。
韓国発のサバイバル番組&オーディション番組は数多くありますが、その中で『I-LAND』が注目を浴びたのは、日本人メンバーNI-KI(以下、ニキ)の存在です。
ニキは、SMエンターテイメントのSHINee日本公演にて、キッズダンサーを務めたことがある人物。
当時は小学生でしたが、メンバーのKeyと踊ったり、ハグされたりする様子がステージで披露されています。
SHINeeのファンでもあるニキは、日本ツアーの度に遠征して会場入りもしていたので、日本のシャヲル(SHINeeのファン)には良く知られた存在でした。
そこからの『I-LAND』参加だったため、「SHINeeのキッズダンサーだった子がいる」と噂が広がり、強い関心が集まったのです。
シャヲルから見れば、子の成長を見守るような感覚なのでしょう。ENHYPENがデビューした後も、温かく成長を見守るツイートが良く見られます。
【ENHYPEN(エンハイプン)メンバー】ENHYPENのメンバー紹介
ENHYPENは、ヒスン、ジェイ、ジェイク、ソンフン、ソヌ、ジョンウォン、ニキの7人で構成されています。
全員がHYBEの練習生出身。(『I-LAND』がHYBEの練習生を対象にしていたため)
それぞれのプロフィールを見ていきましょう!
ENHYPEN(エンハイプン)メンバー「ヒスン」
本名 | イ・ヒスン |
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ハングル | 이희승 |
誕生日 | 2001年10月15日 |
出身 | 大韓民国 京畿道義王市 |
最終順位 | 5位 |
ENHYPENの最年長メンバー。
練習生期間は3年1ヶ月で、メンバーの中では一番長い下積み期間を過ごしました。
しかし、『I-LAND』出演当時から実力は折り紙付き。
ヴィジュアルが良いだけではなく、歌やダンスのレベルも抜きん出ていたため、『I-LAND』参加者からは「エースが来た」と言われたほど。
練習生期間中は、TXTのメンバーと切磋琢磨していた時期もありました。
しかし、デビューが決まったTXTとは対照的に、自分はデビューを逃してしまったため、「祝福しなければいけないのに、デビューできない悔しさでいっぱいだった」と悔しい気持ちを語っています。
それだけに、『I-LAND』への熱意は並々ならぬものが。
歌やダンスのレベルを上げるだけではなく、他の練習生のサポートやアドバイスもこなし、常に一目置かれる存在でした。
必然的にセンターを任される立場でもありましたが、「ヒスンは上手だが、上手い人だけで揃ってしまい、他の練習生が置いていかれる」という指摘を受け、後ろに下がる潔さも見せます。とにかく精神的に大人で、心優しい青年です。
当時、同じく『I-LAND』に出演していたソンフンは、「ヒスンは自分の練習時間を削って僕たちに教えてくれて、リーダーもやってくれた」と口にして、ヒスンの苦労を労いました。
少しの不和はあったものの、ヒスンの実力と人間性は練習生にも認められ、視聴者からの人気も獲得。最終メンバー発表で5位となり、ENHYPENとしてデビューします。
デビュー後も、優しさとメンバーへの気配りを忘れません。
特に日本から来たニキを気に掛け、「ニキと同じ年齢の時、僕には友達と両親がいた。ニキには僕たちしかいない」と言い、精神的な支えとなっています。
ENHYPEN(エンハイプン)メンバー「ジェイ」
本名 | パク・ジョンソン |
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ハングル | 박종성 |
誕生日 | 2002年4月20日 |
出身 | アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル |
最終順位 | 2位 |
アメリカ出身のジェイは、ユーモアと情熱に溢れる心優しい青年。
幼い頃からダンスを習い、「アーティストになりたい」という夢を持って、『I-LAND』に参加しました。
HYBEのパン代表曰く、「こだわりが強いが、そのこだわりがステージでは魅力」。
登場時に披露した『The 7th Sense』(NCT127)では、楽曲の重厚感に合わせ、ずっしりとダークな世界を表現しました。
ジェイの凄いところは、ダンスが上手いだけではなく、表情管理も行き届いているところ。
楽曲の世界を全身で表現するところに、彼が目指す「アーティスト」の形が見えます。
物怖じしない性格で、放送初期からユーモアを発揮。
ジェイのおかげで、緊張気味だった練習生たちの表情が、ふわりと和らぐシーンもありました。
同じ練習生のヒスンに憧れていたのも有名です。『I-LAND』パート2放送時、評価 1位だったヒスンにより、曲とメンバーが選ばれた時のこと。
ジェイは「自分を選んでほしい」と言いましたが、残念ながらヒスンは別の練習生を指名しました。これにはジェイも落胆。
しかし、選ばれなかったことを恨むのではなく、「気分が悪い分だけ楽しくやろう」と練習生を前向きに鼓舞しました。この強さも、ジェイが愛される理由です。
ユーモラスに練習生たちを励まし、仲間の脱落時には号泣し、いつも素直に感情を出すジェイに視聴者も感動。最終順位2位でデビューを勝ち取りました。
どうやら実家がお金持ちのようで、ヒスンによると「一緒に旅行に行った時、僕に使うお金が半端じゃなかった」そう。どんな家か気になるところ。
ENHYPEN(エンハイプン)メンバー「ジェイク」
本名 | シム・ジェユン |
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ハングル | 심재윤 |
誕生日 | 2002年11月15日 |
出身 | 大韓民国ソウル特別市・オーストラリアクィーンズ州 |
最終順位 | 3位 |
いつも明るく、お茶目なキャラクターで人気のジェイク。
彫りの深いお顔立ちと、キュッと上がった口角が可愛らしさを添えています。
とにかくピュアで、『I-LAND』放送中に「『消えろ』と言ってみろ」と指導された時には、戸惑いながら「言ったことがありません」と答え、振付師が納得してしまいました。
ここで「いいからやれ!」ではなく、「それもそうだ」と思わせるところが、ジェイクが持つ天性の純粋さです。
とはいえ、実力は折り紙付き。
HYBEが実施した世界オーディションにて、500倍もの難関を潜り抜けて練習生になっています。かなり期待されての入所だったことが解ります。
練習生期間は9ヶ月と短いものの、この時点での伸びしろと可能性は満点。
最終順位3位でデビューを勝ち取りました。
面倒見の良さでも知られ、年下メンバーへの細やかな気遣いは見習いたくなります。
日本人で、1人だけ母国を離れて過ごすニキに対し、「(寂しくないか)気になっていた」と心情を明かしました。
そして、ニキが少しでも楽しく過ごせるよう、ヒスンをはじめメンバーらと休日の計画も立てたとか。
また、年下メンバーがバラエティで困った時は、ごく自然に手助けして支えています。
あらゆる角度でメンバーを見て、グループを支えようと努力する姿が素晴らしいです。
ジェイク本人が「ポジティブなエネルギーを発信していきたい」と言う様に、明るく可愛らしい笑顔を見ていると、とても気持ちが温かくなります。
それは彼の天性の素質もありますが、「ファンのためにポジティブでありたい」という姿勢が、見る側の気持ちを晴れやかにするのでしょう。
精神的にも大人です。優しい人の条件として、「感情をコントロールできる人のこと。いつも人に配慮できる人」と答え、ファンを感動させました。
ENHYPEN(エンハイプン)メンバー「ソンフン」
本名 | パク・ソンフン |
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ハングル | 박성훈 |
誕生日 | 2002年12月8日 |
出身 | 大韓民国 |
最終順位 | 6位 |
元フィギュアスケート選手という経歴を持つ異色のアイドル。
ジュニアからシニアに転向し、国際大会にも出場していたため、日本のフィギュアスケートファンにもお馴染みの存在です。
美しいヴィジュアルと確かな実力から、「韓国の羽生結弦」と呼ばれたことも。
練習生となってからも、フィギュアスケートの練習は続けており、ストイックに努力を積み上げてきました。
ENHYPENでのデビューが決まった後も、変わらずに応援するフィギュアファンがいるほどの人気ぶり。一時期は「氷王子」とも呼ばれていました。
容姿端麗なヴィジュアルで、非常に目立つ存在ですが、本人はとても謙虚。
厳しいフィギュアスケートの世界で生きてきたためか、常に自分と向き合い自分と戦う姿勢を忘れません。
ただし、容姿には自信があるようで、「(自分に対して)イケメン過ぎない?」と言ったり、カッコつけてみたり、余裕あるユーモアを忘れません。
人を想う気持ちも強く、『I-LAND』でヒスンがセンターを外れ、歌のパートも削られた時は、落ち込む様子を気に掛けていました。
また、「自分のために時間を使いたいのに、僕たちに教えるためにその時間を削ってくれた。
この結果になり、辛いと思う」と、ヒスンの様子に胸を痛めていました。(ヒスンは他の練習生からの指摘で、センターから外れました)
シャイな性格のため、愛嬌を見せる時は必ず照れた笑顔を見せ、その奥ゆかしさがまた人気です。
2021年12月現在、IVEのウォニョンと共に『ミュージックバンク』のMCを担当中。シャイなだけに、少しずつ距離を縮めていく様子が話題です。
ENHYPEN(エンハイプン)メンバー「ソヌ」
本名 | キム・ソヌ |
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ハングル | 김선우 |
誕生日 | 2002年6月24日 |
出身 | 大韓民国 京畿道水原市 |
最終順位 | 8位 |
ソヌは抜群の愛嬌で人気を集めるメンバー。
練習生期間は10ヶ月と短いものの、『I-LAND』登場時に披露した『CROWN』(TXT)のパフォーマンスが評価され、関心の的となりました。
練習生期間の短さから、ソヌを少し軽んじていた参加者も、愛嬌の上手さに一目置いたほど。
もちろん、この登場から視聴者の心も掴みました。
短い放送期間での成長も素晴らしく、SEVENTEENのメンバーが順位をつける回では、ソヌが1位に選ばれています。
終始安定した人気だったものの、最終順位で厳しい評価を受けてしまい、デビュー圏外の8位になってしまいます。
が、PDの権限でデビューが決まり、ENHYPENへの加入が決まりました。(7位だったケイが落選したため、この結果には物議もありました。が、ケイはHYBE別グループからデビューが決定。2022年以降に姿が見られそうです)
デビュー前から学校の人気者で、高校入学時には「可愛い子が入学してくる」と話題になったそう。文化祭では女性グループのダンスを踊り、観客を大いに沸かせたとか。
実際にスカウトを受けたこともあるそうで、アイドルになるのは必然だったのではないでしょうか。
性格は優しくて柔軟で、可愛らしい笑顔そのものです。
過去に大きな手術経験があり、「身体が弱い」とも明かしています。ただし、ENHYPENで見せるパフォーマンスを見る限り、現在の病状は安定していると言っていいでしょう。
2021年発売の『Drunk-Dazed』では、ソヌの圧倒的表情管理の上手さが生かされました。歌やダンスが上手くなったのはもちろんですが、表情作りの上手さはグループ随一。
ENHYPENの大きな武器にもなっています。
ENHYPEN(エンハイプン)メンバー「ジョンウォン」
本名 | ヤン・ジョンウォン |
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ハングル | 양정원 |
誕生日 | 2004年2月9日 |
出身 | 大韓民国 ソウル特別市 |
最終順位 | 1位 |
ジョンウォンはENHYPENのリーダー。
グループのマンネ枠にも関わらずリーダーなのは、事務所と最年長のヒスンからの申し出があったためです。
心優しいしっかり者で、メンバーをまとめるのも上手いヒスン。
練習生歴も一番長く、最年長でもあるため、ヒスンがリーダーになると誰もが思っていました。
しかしヒスンは、「最年長の自分がリーダーになると、年下メンバーが言いたいことを言えなくなるかもしれない」と懸念。
そこで、自分は最年長という立場のみを取りたいと申し出たのです。
事務所スタッフも、ヒスンはパフォーマンスで全体を引っ張る存在なので、「リーダーまで兼任すれば負担が重くなる」と心配していました。
そこで、メンバーと事務所の考えをまとめた結果、リーダーとなったのがジョンウォン。
ジョンウォンは冷静かつ俯瞰的で、トラブルが起きた時も落ち着いて対処できるメンバー。ジョンウォンがリーダーに抜擢されるのは、とても自然なことだったのです。
練習生期間は1年4ヶ月。
パンPDは、ジョンウォンの澄んだ歌声に興味を示し、初登場から高い評価を受けます。
良い時ばかりではなく、チームワークのテストでは酷評を受け、挫折を味わったことも。
しかし、1位のケイが放出免除の権利でジョンウォンを救い、辛い結果の中で仲間の温かさも知りました。
その後はメキメキとスキルを上達させ、視聴者からも審査員からも「完璧」と評されるように。結果、最終順位1位でENHYPENのメンバーとなりました。
冷静でクールなイメージですが、グループ内では年相応な姿を見せることも多く、ギャップがファンに人気です。マルチにこなせる実力から、センターを任せられる機会も多め。
ENHYPEN(エンハイプン)メンバー「ニキ」
本名 | 西村 力 |
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ハングル | 니시무라 리키 |
誕生日 | 2005年12月9日 |
出身 | 日本 岡山県岡山市 |
最終順位 | 4位 |
ENHYPEN唯一の日本人メンバー、末っ子のニキ。
デビュー決定時は14歳という若さでした。
HYBEの練習生になるまでは、日本でSHINeeのキッズダンサーを務めたり、地元岡山のイベントで踊ったり、様々な活動で注目を集めていました。
また、ダンサーとしてテレビ出演経験もあります。
SNS活動もしていましたが、2019年半ばに韓国事務所の練習生になったことを匂わせ、すべての情報を遮断して渡韓。
SHINeeのKeyの熱烈なファンだったため、当初は「SMエンターテイメントの練習生になったのでは」と思われましたが、HYBE練習生として『I-LAND』に登場。多くの韓国アイドルファンを驚嘆させました。(2021年12月、ENHYPENとしてデビュー後に、Keyに再会したと明かしました。優しくハグしてもらったそうです)
キッズダンサーの経歴、類い稀なダンススキルから、登場当初から注目を集めたメンバー。
末っ子ながらダンススキルは非常に高く、SHINeeテミンを連想させたほど。
練習への熱意も強く、『I-LAND』でグラウンダー落ち(デビュー圏内から落ちること)したときは、「グラウンダー練習量が足りない」と指摘もしています。
最初は自信満々の様子でしたが、そこは厳しい『I-LAND』。
グラウンダーでダンスリーダーを任されそうになった時も、自信の無さから「考える時間が欲しい」と返し、即答することができませんでした。
しかし、RAINの指導やメンバーの支えもあり、「(自分が上手くなるだけではなく)みんなの役に立ちたい」と奮起。見事にダンスリーダーを務め上げました。
感情が言動に出やすかったところも、「まず相手を褒めよう」という姿勢が見えてからは、だんだんと減っていきました。ニキの奮闘ぶりには、見守っていた視聴者も学ぶものがあったでしょう。
実力に加えて、精神面での成長もあり、最終順位6位でメンバー入りを果たしました。
デビュー後は、楽曲の見せ場となるダンスを数多くこなし、ENHYPENのパフォーマンスに華を添えています。
ENHYPEN(エンハイプン)メンバー:日本活動も活発!ENHYPENの今後に注目
ENHYPENは2021年7月6日に日本デビュー。
デビューシングル『BORDER : 儚い』は、オリコン初週で20万枚の売上を達成。人気の高さを見せつけました。
日本人メンバーのニキがいることを考えても、これからさらに日本活動が増えると予想されます。
更に高みを目指すENHYPENに、今から注目してみませんか?